樹くんの秘密 (ページ13)

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『お待たせしました！』

｢あ、Aちゃ…っ｣

日曜の昼間、今日が一日休みだったからAちゃんにこの間のお誘いの連絡をしたら合わせて休みを取ってくれて今日に至る。

…が、待ち合わせ場所に現れたAちゃんは白のワンピースを来て、髪を下ろして毛先を緩く巻いていた。

髪を纏めて縛っている姿しか見たことなかったからいつもと違う雰囲気にまともに目も合わせれない。

『ごめんね？待たせたから怒ってる…？』

｢いや、怒って、ないけど…あの、気にしないで…｣

きっと顔も見ずにそっぽを向いて素っ気ない返事をしているから怒ってると思っているんだろう。

…可愛いAちゃんのせいなんだけど。

『、行こっか！』

｢そうだね｣

『ってどこ行く？』

｢俺の知り合いがやってるカフェなんだけどそこでもいい？｣

『いいよ！』

待ち合わせ場所から大して遠くないカフェに二人で向かう。

『なんでそんな遠いの？』

あからさまに三歩どころか何十歩も後ろを歩いていて、気になって一度立ち止まる。

『樹くん、それ変装でしょ？』

｢んー、それもあるしまあいつもこんな感じだよ｣

キャップにサングラス、俺からしたらいつものスタイルなんだけど…。

『樹くん一応芸能人だもんね、だから隣歩いててバレたら良くないかなって』

｢一応じゃないんだけど…笑でももう着くしはぐれたら嫌だから隣歩いて｣

『は、はい…』

隣をちょこちょこ歩くAちゃんを見て少し笑ってしまう。

『なんで笑ってるの？』

｢いや、小動物みたいだなーって笑｣

『…馬鹿にしてます？』

｢してません、ほら行くよわんちゃん｣

『やっぱり馬鹿にしてるー！』

俺の歩くスピードに合わせて必死に合わせるわん…Aちゃん。

その姿がわんちゃんっぽいんだよなんて思いながらカフェに向かった。

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Aさんこんにちは！

少しずつ話を進めていますが、いかかでしょうか？

この小説、唐突に思い付きで書き始めてしまいゴールが見えません。
こんな回想長くするつもりもなかったのですが文章力皆無なので長くなっていく…。
まだまだ長くなる気がします、がお付き合い頂ければと思います、そしてこれからも温かい目で見て頂ければ有難いです(；；)

それでは。

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