Wedding Bell

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(A)


樹からだ…

『もしもし？』

樹「あ、忙しかった？」

『今終わったとこだよ』

樹「今から行ってもいい？」

『いいよ、ファンに気を付けてね』

樹「うん、あ！まこっちゃんも連れてくから！真紀ちゃん捕まえといて」

『了解』

『真紀』

真「ん？」

『次、LIVEが三月にあるけど、応募する？』

真「どうしよう」

『分かった私のほうで頼んどくね』

真「まじ？ありがと」

ガチャ

樹「A〜」

『お、来た来た、ほら真紀も行くよ』

真「私も！？」

『うん』

樹「お疲れ様」

『いっちゃんこそ』

真「ま、ま、慎君」

慎「こんばんは」

『ほら、来てよかったでしょ』

樹「また連れてきてって言ってたから連れてきた」


樹「まこっちゃん、真紀ちゃん、家までおくってあげて」

慎「わかりました」

樹「こっちはA送ってくから」

『二人とも仲良くはよ帰んなww』

真「え、死にそう」

『送ってもらうんやで早よ外行きや』

真「じゃぁね」

真「ま、慎君よろしく」

『あの二人進展しそうww』

樹「俺らみたいにねww」

『うん！私たちも帰ろっか』

樹「うん」

樹「俺がさまこっちゃんに、Aのとこ行くけどくる？って誘ったらさ、」

『うん』

樹「俺も行きますって、凄い行きたそうに言われたから連れてきたんだよねww俺が来いって言ったわけじゃないんだよねww」

『え、そうだったの！？あの二人もしかして、今日付き合ったりして』

樹「え、」

『さすがにそれはないよねww』

樹「ないでしょ...」

『えぇ、何か怖っ！？』

樹「明日まこっちゃんに確認してみよww」

『私も真紀に聞こww』

樹「あ、A」

『ん？』

樹「これ、次の東京公演来てよ」

『これって...』

樹「関係者席」

『え、まじ！いいの？』

樹「よくなかったら渡してないww」

『いっちゃん！ありがと！』

樹「いいえ。真紀ちゃんの分はまこっちゃんに渡してもらおうかなってだから、ない」

『真紀にはまだ内緒だねww』

樹「まこっちゃん、これからお店に顔出すの増えそうな気がする」

『あの二人絶対今日なんかあるよ』

樹「ありそうww」

そんな話をしているころ＿＿＿＿



(真紀)


これって夢じゃないよね。
と、隣にまこっちゃんがいる。

慎「真紀さん、」

真「ん？」

慎「お、俺バクステの時から真紀さんのこと気になってたんです」

真「うそ。。」

慎「ほ、ほんとっす」

真「あのさ、真紀さんじゃなくて真紀でいいよ」

慎「でも、年上だし」

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