シェアハウス時々、恋。２（ars）Nくん誕生日企画アリ。 (ページ10)

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智「え、じゃあ……」

ハル「もうやめてよ～～智くんまで！」

ハルはこんな話みんなとするのなんて平気でも、私はあんまり免疫ないからって思ってくれてて必死に守ってくれてるんだろうけど、

「ハル、大丈夫だから(笑)」

ハル「でも……」

「私はね、高三の時だよ。まあ翔くんが大学入ってからってゆーのは想像つかなくもないけど(笑)」

翔「え、嘘だろ？！」

ハル「まあ私もわかるっちゃわかる」

潤「俺も～～(笑)」

「だって翔くんって育ち良さそうだしK大って大学デビューみたいな人多そうだし」

大学デビューってちょっと言い方悪かったかな、ごめんね、なんて心の中で謝っておく。

「そんな人普通だから隠す必要ないよ！」

和「まあオレの卒業何歳の時とかオープンにする方がおかしいけどね(笑)」

「そーゆーニノはいつなのよ」

和「オレ？中2」

翔「えっ」

これにはちょっと意外すぎて返す言葉がなかった。私は今21歳だから卒業して3年しか経ってないってのに、ニノはもう7年も経ってるってコトだ。それはそれはまあ経験豊富なことでしょうよ。

和「てか相葉さんも中2だよ」

潤「はあーーーー？！アイツが？！？！」

和「まあ中2の相葉さんとかセンパイたちにモテまくってた時期だし(笑)」

ハル「かずもモテてたんでしょ」

和「オレは24時間365日いつだってモテてますから」

ハル「うわー…ないわ～～…」

和「事実なんですけどね」

翔「まあニノの処世術って見習いたいぐらいだよね(笑)」

ニノの調子乗ってる勢いを止めようと翔くんが発言してくれた。翔くんはホントに頭がいいってゆーか、周りが見えててすごいと思うことがよくある。

和「翔ちゃんさすが！わかってる！」

……逆にニノの目がキラッキラしてしまった気がするのはきっと私だけじゃない。きっとみんな思ってる……はず(笑)

潤「そろそろ俺帰ろーかな」

ハル「え？泊まってかないの？」

潤「え、泊まってく流れなの？(笑)」

ハルはどうやら泊まってってほしくて、できればもうちょっと話したいとか思ってるっぽい。…なんて、勝手な考察だけど。

え、でも待って。これってチャンスじゃない？！

ここで私が一発作戦とやらを実行したら二人の距離はもっと縮まるかもしれないんじゃないの？？

なんて、我ながらお酒に酔ってることを実感するんだけど。

……よし、早速酔いに任せて決行だ。