検索窓
今日:57 hit、昨日:74 hit、合計:14,724 hit

たかき&けい(4.12) ページ10

tk said

今日は慧くんと夜のお出かけ。

薮くんと八乙女くん、ふたりとも夜遅くまで仕事だから、慧くんをお願いされて、慧くんにどこか遊びに行くか聞いたら、予想外の事を言われた。

「夜遊び!」

意味が分かってるんだか分かってないんだか・・・たぶん、分かってないんだろう。

なんせ慧くんは23時にはいつも夢の中なんだから、夜遊びなんて夢のまた夢だ。

だけど慧くんからのリクエストにどう答えるか、考えに考えた。
薮くんや八乙女くん、山田に怒られない“夜遊び”をひねり出した俺たちがいるのは・・・

伊「高木ー!ライオンライオン!」
高「眠そうだねー」
伊「うとうとしてる!ライオンなのに!」

ネットで調べて予約したナイトサファリ。
だいたいは子供限定なんだけど、大人も参加できるナイトサファリを発見した時は、ガッツポーズした。

おおはしゃぎな慧くんは、ちびっこに混ざって、ガラスにおでこと鼻先をくっつけて、ライオンを見学してる。

「高木、高木」って大きな声で呼ぶもんだから、ちびっこの保護者さんたちに色々、バレバレで、チラチラ見られてる。

だけど、誰も声を掛けて来たりしないでいてくれるのは、優しさプラス、ハイテンションな慧くんに圧倒されてるんだろう。

伊「高木、高木。ライオンと猫は親戚なんだろ。にゃーんって鳴いたら可愛いのになー」
高「ふはっだね」
伊「お手したら可愛いのになーなぁ、高木?」
高「ふははっだね」

慧くんの“高木”が可愛い。
舌足らずな言い方になるのが可愛い。

だいたいは、“たかぎ”なのに、時々“たかき”って頑張って言ってくれるのが可愛い。

高「慧くん。お手」
伊「ふえっ?」

俺が手の平を差し出したら、きょとんとした顔になって、俺の手の平をじーっと見てたけど、猫みたいに手を丸めて、ちょこんと俺の手の平に置いた。

そんで、こてんと首をかしげて、俺の顔をのぞきこんできた顔は、“偉い?誉めて”って言ってるみたいで。

頭を撫であげたら、嬉しそうに笑った。本当に猫みたい。

高「上手にできたね。ご褒美あげる」
伊「やったぁ!」
高「ご褒美は何が良い?」
伊「お魚ー!」

流石、キュートな猫ちゃん。
大好きなお魚、あげないとね。

☆→←☆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (94 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , やまいの , ymin
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

昨日(プロフ) - けーままさん» コメントありがとうございます!ゆーとの王子さまキャラ(おばか)は、永遠です😆 (4月29日 9時) (レス) id: 8e12f8e7ab (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - 想像力豊かな慧ちゃんの妄想がかわいくてキュンキュンしました(*^^*) (4月20日 0時) (レス) @page15 id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:昨日 | 作成日時:2024年3月21日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。