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.【黄】 ページ18

【黄】









「りょーちゃーん」

「大して強くもないのに
そんなに飲むからあかんねんで自分」

「だから、言ってるじゃん。
りょうちゃんが向かえ来てくれるからって」

「別に俺やっていつも暇とちゃうで」

「でも暇じゃん」

「それは、あれや。
酔ってないと呼び出したりせえへんやん」

「私が?」

「まあ、そう」

「どゆこと、どういう繋がりがあるの」

「俺に頼るのこういう時だけやろって話や」

「いつも頼りにしてるってば」









見慣れたリビングに転がったAを
この角度から見るのはこれで何回目やろう。


世間的は、すごい人なのは分かってる。


昔から色々賞とか撮って
期待されて、有名になって。





せやけど、小学校の頃からの仲やと
その面だけを見る訳には行かへん。







家が近所で、いつも一緒に帰ってたこと。

引っ越してから最初に友達になったこと。

喧嘩っぱやかったこと。

俺がからかわれると庇ってくれたこと。





思春期になって、Aが
写真とかのことで妬まれるようになっても
いつもAは強がってた。

俺はその時には前より強くなってて
どうにか守りたいって思うようになった。




今まで守ってもらった分、
今度は俺の役目なんと違うかなって。







色々あった。

Aの意志の外でどんどん全てが進んだ。

大人から見たらいい駒やったのかもしれへんし
今やってそうやないなんて言えへん。





でも、今は子供やないから。

君より小さくて、
後ろを付いて歩くことしか出来へんくて
泣いてばっかのガキは、もう居らん。









「無理したらあかんて」

「今、無理しないで何時するの。
いい映画のために、頑張ってるんだって」

「…うん」

「亮ちゃんも、律儀に来てくれなくてもいいよ。
来てくれたら、そりゃあ、嬉しいけど。」

「うん。じゃあ…帰るわ」

「おやすみ。気をつけてね、車」









まだ君は、俺の姉貴みたいな顔してる。









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設定キーワード:関ジャニ∞ , 8人目 , 紅一点   
作品ジャンル:SF
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作者名:ゆうみ | 作成日時:2020年2月12日 21時

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