色んなコト気にしすぎて【JK有島】 ページ14
色んなコト気にしすぎて【JK有島】
新しいアルバムを聞いた。
情緒は、めちゃくちゃだ。
いや、もう素晴らしい、
素晴らしいんだけど、無理。
考察厨の血が騒ぐ。
まあ、つまりはAちゃんのソロの話の訳だけども。
まずは単純に聞くとそういう、その男女の夜のお話だよなと。
男性の隠喩から始まって「獅子」＝「男性的な自分」を
「兎」＝「弱々しい自分」に偽って誰かを騙そうとしてる？
男性を騙すって何だろうと、曲が進むと
「パパとママ」の手の届かない場所で
「睫毛を数え」るってもう、コトじゃん。
なのに最初のサビ終わりでは
「自分は兎ではない」と主張したのに
曲終わりでは、快感を知り
「相手が兎になってしまった」のか
「自分が獅子に戻れなくなった」なのか
どちらにも読める。
ヤバい。
もっとヤバいのは一瞬、ただの
韻だけの歌詞に、見せられる所だし
「水」を関連させて「満ちる」のが自分
「溢る」のが騙す相手、と言う所で
聞き手に確信させるのに、
「夜」とか「汚す」とか「キス」とか
ありがちな比喩・言葉を使わず
ここまで想像させるのは天才過ぎて無理…。
実体験なの？？？
え？
だってAちゃんと言えば
実生活でも、中高大と女子校の王子様で
もちろんこの事務所でも
イケ散らかしてる訳じゃない？
並みの男なんてそりゃあ目もくれないだろうし
自分のほうが、イケメンじゃん。
「獅子」が「兎に落ちる」のは妥協なのか……。
イケメンゆえの苦悩としか言えない。
でもそのなかに、なんだろうな、
「男の人への憧れ」みたいなのも見えるんだよな…。
「追いついてみせる」とかね。
これを「獅子(男性)になりたかったAちゃん(兎)」
って読むと全然健全にむしろ彼女の苦悩が見える。
「獅子」をAちゃん、と読むか、
目指してきた男性全て、と読むか…。
そこまで追い詰めたのは間違いなく世間なんだけど。
そう言えば、うちのお母さんはAちゃんに対して
文句を言う人たちを軽蔑している。
「Aは、やれ女じゃねえかとかね
年離れすぎとかね、内くんの代わりのくせにとかね
そいつら皆、新規だから。
結成した時の番組にもずーっとアシスタントで出てたし
そんなこと言ったら、たっちょんだって途中加入だし。
『なんで一緒に番組出てるのにあの子はバックなんだねえ』
ってあの時は言ってたのよ、
まだeighterって名前も付いてないヲタは。
.
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作者名：ゆうみ | 作成日時：2020年2月27日 11時
