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ルフィは空から降ってくるや否や親父に喧嘩ふっかけ始めて流石に笑った。
が、それにしてもハンコック様の様子がおかしい。ルフィを見て目がハートになる勢いだ。
嘘やん。
『ルフィのとこ行こう！ハンコック様！』
「はいぃ♡
それはそうとアイリンよ、様などいらぬ。ハンコックと呼んでくれぬか」
『え、でも…』
「遠慮は要らぬ。妾がそうして欲しいのじゃ。
はっ！それよりそなた、ルフィのことを知っておるのか？ま、まさか恋人…ではあるまいな…？』
『いや、それはない』
即答するのも失礼だけどハンコックの勢いがすごくて思わず食い気味に反論してしまった。
ルフィと育ちが同じで弟のような存在だと説明すると目を大きく開くハンコック。こんなに美人なのに反応がいちいち純真でかわいい。
「な、なんと！アイリンがお姉様と！！」
『お姉様て』
「妾とルフィがその…け、結婚したらそうなるであろう？」
孔雀の蛇姫と言えば人を見下し、高飛車な態度で有名だ。
だが目の前の子のお姫様はただ純粋に恋心に振り回される乙女のようだ。
え、かわよ。
ってそこじゃない！！
『ッ結婚！？！？』
あの天真爛漫バカでデリカシーの1文字もないようなルフィと七武海の海賊女帝が結婚！？
エースがあれだけかっこよく成長しているのだからいつの間にかルフィも女心の分かる優しい男に成長して居てもおかしくは……いや、ルフィに限って有り得ない。
だってあれだぞ？(空から大口開けて落ちてくるやつ)
エースが私を口説き落とすどころの話では無い。天地がひっくりかえって海が降ってくるほど有り得ない。
にわかには信じがたい話だが、世の全ての男たちをメロメロにさせうるその美しさを持ちながらルフィを見つめる彼女の目は完全にメロメロに堕ちている。
『……まじか』
私の驚きなど露知らずルフィは勢いよく真っ直ぐ正面突破に挑んでいた。無謀にも程があるし、うおおおおお！と叫んで突っ込んでいるあたり本当に成長してるのか疑問になるほど昔のままに見えた。
あれが、本当の本当にハンコックを落としたというのだろうか…
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葵(プロフ) - シベリア送りにすんぞさん» シベリア送りにすんぞ様ご指摘ありがとうございます。完全に見落としてました。修正しました！ (2022年12月28日 23時) (
レス) id: d6d31879de (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - なこさん» なこ様前作に引き続きコメントありがとうございます！今後もきゅんきゅんしていただきつつ、頂上決戦の展開も楽しみにしていただけたらなと思います。これからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2022年12月28日 0時) (レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)
シベリア送りにすんぞ(プロフ) - 素敵な作品のところすみません…オリジナルフラグたってます…！ (2022年12月27日 23時) (レス) id: 2d0c104609 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - 続編突入おめでとうございます！２人のいちゃいちゃに、またしてもきゅん♡させて頂きました！！頂上決戦ということは、やはり原作と同じ流れになるのでしょうか…結末も含めて物語の展開に、楽しみにしつつ、これからも応援しながら読ませていただきます！！ (2022年12月27日 22時) (レス) @page3 id: 1d7515ff1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2022年12月27日 15時
