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敵襲だと？
一体どこのスカポンタンだコラ。
せっかくもう一眠りしようかと思ったのに。
私はいつもの黒フードを被る。
「食料と金品財宝全て出してもらおうか！痛い目見たくなかったらなぁ！」
典型的な強盗でした。
白ひげ海賊団を襲うくらいならなんかもうちょいあれ。逆に。
もうちょい凄いやつであって欲しかった。
「お前らこの船が誰の船かわかってんのか！？」
「白ひげ海賊団の船に手ェ出して無事で帰れると思うなよ！！」
お前らもそうこと言うな、なんか雑魚っぽく聞こえるから。
親父の名前に乗っかってんな。
「えええええええ！？白ひげえええええ！？」
知らんかったんかいッ！
一応マストにマーク付いてますけど。
「まずいですぜリーダー！白ひげっていやぁあの生ける伝説！一旦引いた方が」
「そうだぜリーダー！いくらなんでも四皇を敵に回すなんて！」
そーだそーだ。大人しくお帰りください。
「いや、白ひげ海賊団とはいっても1分隊程度ならどうってことねェだろ。あの白ひげがいる訳じゃねェんだ。
てめェらひよってンじゃねェぞ…行くぞてめェらァ！！」
「うおおおおおお！」
「うわっ！来やがった！」
「くそっ大人しく引いとけよ…」
パァン！！
勢いよく船に攻め込んできた敵兵も、迎え撃とうと構えた見方も全員の動きを止めるような銃声が海に1発鳴り響く。
「舐められたもんだなァ、俺達も」
『親父さえいなきゃウチを取れると本気で思ってるらしい』
「へェ、そいつはいっぺん分からせてやんねェとなァ？？」
『ほんと…どう料理してやろうか、ねェ？』
あとで16番隊の隊士達は語る。
いちばん怖いのは敵よりうちのトップ2であると。
○
『この程度でよくもまぁうちに手ェ出せたもんだ』
秒殺、いや、瞬殺だった。
なんなの？うちの隊長たち化け物なの？？
そう疑う程度にはイゾウ隊長もアイリンも人間やめていた。
アイリンは能力者だけどイゾウ隊長はそうじゃないし。
ばか強ェ…
なんて思いながら甲板にころがった敵兵を海に捨てていく。
ふと空を見あげれば鉛のような雲が流れてきている。どうやらひと雨来そうだ。
早く片付けちまおう、とその手を早く動かそうとした時だった。
気絶してたはずの海賊が黒い塊を動かしている。
それを銃と理解する時にはもう間に合わなかった。
「イゾウ隊長！！危ない！！！！」
どん！
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葵(プロフ) - なこさん» なこ様コメントありがとうございます！キュンしていただけて何よりです！エースとのお話、まだまだお届け出来ればなと思ってますのでこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2022年12月26日 8時) (
レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - いつも楽しませていただいております！！ついにヒロインがエースに想いを伝えて♡キュンさせて頂きました♡♡♡これからも応援しています！！ (2022年12月25日 22時) (レス) id: 1d7515ff1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2022年12月4日 17時
