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(ここからしばらくエースでできません、ごめんなさい)
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新世界、とある小さな島。コリア島。
金も人もなく、数年前まで海賊に支配されていたこの島は親父の解放により今はかなり充実した生活を送っている。
昨日の夕方頃この島にたどり着き、一晩明けて偵察ということで街を散策することになった。
裕福と言えるほどではないがみんな細々と楽しそうに生活しているのがみてとれた。私たちが白ひげの部下だと知ると島民は手厚くもてなしてくれた。
『これはなんて言う料理なんですか？』
「これはヤンニョムチキン、そっちはカンジャンケジャン、スンドゥブチゲです」
…聞いてみたはいいが何言ってるか全くわからん。
この国はどうやら辛いものがみんな好きらしい。
一口食べて見ると、やはり辛味はあるもののクセになる辛さで意外と箸が進む。んま。
ご馳走になったあとは街を案内してくれた。
綺麗な街並みと規模は控えめだが賑やかな市場、色鮮やかな建物。普段目にしない異国の風景にすっかり虜になっていた。
「アイリン」
『イゾウさん！この街は建物がすごく綺麗！ご飯も美味しいし！』
「よかったな、満喫してるようで」
『あ、完全に観光気分でした…』
「様子を見る限り問題はなさそうだしな。たまにはこういうのもいいだろう」
『やった』
そこのマスクのお姉さん、と声をかけられたのは服屋だった。この国の服はイゾウさんのそれと少し似ているが同じではないようだった。
「あんた、美人だね！白ひげの親父さんのとこの娘って言うからどんなおっかない子かとおもったら！ちょっと着ていっておくれよ」
「いいじゃねェか、折角だ。俺も付き合おう」
『い、イゾウさんも！？』
言われるがままお店の中に通されると色々な色のそれがズラっと並んでいてこれもいいあれもいいと次々に合わせられていく。
大量にある服の中から何着か見繕い、試着室に放り投げられた。着替えた自分の姿を鏡で見るとまるで別人に思えた。
『着替え、ました…』
「お」
イゾウさんは何か言いかけたと思ったら完全にフリーズしてしまった。おーい、と声をかけても無反応。
『ど、どう…？』
「あ、あぁ。すまねェ、あまりに綺麗だったもんだから見惚れてた。よく似合ってる」
この人は、！こういうことサラッと言っちゃうのがずるいよね。
うぅぅ、と唸っていると試着室にまた戻されしばらく出して貰えなかった。
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葵(プロフ) - なこさん» なこ様コメントありがとうございます！キュンしていただけて何よりです！エースとのお話、まだまだお届け出来ればなと思ってますのでこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2022年12月26日 8時) (
レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - いつも楽しませていただいております！！ついにヒロインがエースに想いを伝えて♡キュンさせて頂きました♡♡♡これからも応援しています！！ (2022年12月25日 22時) (レス) id: 1d7515ff1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2022年12月4日 17時
