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100戦にも及ぶその長期戦はついに終わりを迎えエースはついに白ひげの元に下った。
数日後、よく晴れた日にそれは執り行われた。
「これより、親子盃の儀を執り行います。」
スペード海賊団は解団し、全員が正式に白ひげ海賊団の仲間入りを果たした。
そのまま始まった歓迎の宴。
エースは元敵船の船長ではあったが、この数日間のエースの姿を見続けたクルーたちはもう既に仲間として彼を認めていた。
彼を中心に宴は盛り上がり、朝から晩までのどんちゃん騒ぎになった。
そんな裏で静かに行われている会話がひとつ。
「お前は行かなくていいのかよい」
『…急に話しかけてこないでよ。びっくりするから』
「1ミリもビビってねェやつに言われたくないよい。
お前、ずっと会いに行くの我慢してたろい。エースが入ったら会いに行くんじゃなかったのか？」
『そう思ってたけど、もううちに入ったんだからいつでも会えるでしょ。
それにあの酔っ払いどもの中になんて絶対飛び込みたくないね』
「……あいつら…羽目を外しすぎやきゃいいが」
『知ってる？そういうのフラグっていうんだよ』
「うるせぇよい」
甲板の隅でその騒ぎを眺めながら、ちびちびお酒を啜った。
久しぶりに見たなぁ…あんな顔……
『……ん？』
後方7時の方角…何かいる。敵船か？
私はマルコに飲みかけのジョッキを押し付けると船から飛び降りた。
「おいアイリン！！あいつはまた勝手なことを」
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葵(プロフ) - なこさん» なこ様コメントありがとうございます！キュンしていただけて何よりです！エースとのお話、まだまだお届け出来ればなと思ってますのでこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2022年12月26日 8時) (
レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - いつも楽しませていただいております！！ついにヒロインがエースに想いを伝えて♡キュンさせて頂きました♡♡♡これからも応援しています！！ (2022年12月25日 22時) (レス) id: 1d7515ff1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2022年12月4日 17時
