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翌日。
今日も今日とて晴天の新世界。
平和な海とは裏腹に私の心は大荒れだった。
『あんな男知らねェです』
「なんだ、やっと話せたんだろう？」
えぇ、えぇ、やっと話せましたとも。
純真無垢な乙女心を散々弄ばれましたとも。
昨日あったことをダラダラと口から流し出す。
私の記憶にいるエースはやはり何度思い出しても言うことも聞かなくて、素直じゃなくて、意地っ張りで喧嘩っ早い悪ガキだったはずだ。
どこで道を間違えばあんな女たらしなセリフを覚えてくるんだ。
『…ぐぬぬぬぬ』
「なァにそんなむくれてんだ。別嬪な顔が台無しだぞ」
『いっ！今はそういう褒め言葉はやめてくださいぃ！』
「あ？」
怪訝そうにこちらを見たイゾウさんはあぁ、と納得したように息を吐いた。
「愛でも囁かれたか」
『んぎゃっ！？言い方！！』
「へぇ、喧嘩っ早いガキだと思ってたが色恋でも手が早ェんだな」
『私だってあんな成長遂げてると思わなかったよ！！』
「で、なんて答えたんだ？」
『………』
「答えてねェのかい」
『いやだって再会して５分て…それに私…』
「…俺ァお前さんが幸せになれんならなんでもいい。自分の気持ちに正直に考えな」
『イゾウさん…』
イゾウさんは大きな手で頭を数回撫でるとここは任せたぞ、と船の中に戻って行った。
…今日の見張り、16番隊なんですけど。
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葵(プロフ) - なこさん» なこ様コメントありがとうございます！キュンしていただけて何よりです！エースとのお話、まだまだお届け出来ればなと思ってますのでこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2022年12月26日 8時) (
レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - いつも楽しませていただいております！！ついにヒロインがエースに想いを伝えて♡キュンさせて頂きました♡♡♡これからも応援しています！！ (2022年12月25日 22時) (レス) id: 1d7515ff1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2022年12月4日 17時
