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『10年後、私に告白しに来るって言ったのに…ぐす……』
「あぁ、そんなこと言ってたな」
『なんか全然違う人が告白しに来たし…うぅ…』
「そ、それは悪かったなァ！でもあの時から俺だって好きだったんだぞ！」
『え、嘘…だってあの時エースだけ求婚してこなかったじゃない』
「い、言えるわけねェだろ！！つかルフィのアレを求婚にカウントすんなよ」
『えぇ…じゃあサボに私取られそうでヒヤヒヤしてたわけだ』
「ぐっ……う………ぅん………」
『ぷっ……可愛いとこあったんじゃん。
サボが生きてたら、ほんとに告白しに来てくれてたかな。でもそうしたら2人から告白されてたのか私、モテモテじゃん』
エースは荒々しいような、男らしい感じのイケメンに育ったけどサボはどんな大人になってたんだろうか。
育ち柄品がある子だし、教養も優しさもある子だった。絶対バレンタインチョコの山に埋まるタイプの優男イケメンになってたはずだ。
そんなことを考えているとソファにぐっと抑えられ目の前にエースの顔。
「サボがもし生きてても、お前は絶対渡さねェよ」
そこそこな至近距離、熱を孕んだ目に視線を奪われるのと同時に自分の体温が顔に集まっていくのがわかる。
や、やっぱ無理。
あの生意気なエースがちょうどいいかも！チェンジで！！
「まだ10年は経ってねェが、タイプの男になれたか？」
『な、なな、なれてない！私のタイプは大人な人だもん！エースには一生無理だもん！ばか！！』
「はぁぁ！？もう大人だろ！手も身長もお前よりもうずっとでかくなっただろうが！」
『物理的な話じゃねェよ！！』
この馬鹿といるとタイプもねじ曲げられそうで怖い。
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葵(プロフ) - なこさん» なこ様コメントありがとうございます！キュンしていただけて何よりです！エースとのお話、まだまだお届け出来ればなと思ってますのでこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2022年12月26日 8時) (
レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - いつも楽しませていただいております！！ついにヒロインがエースに想いを伝えて♡キュンさせて頂きました♡♡♡これからも応援しています！！ (2022年12月25日 22時) (レス) id: 1d7515ff1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2022年12月4日 17時
