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「全く、余計なことばかりしやがって…


なぜ俺の邪魔をする

なぜ俺が実の家族を二度も殺さなきゃならないんだ!」




そうドフィが銃口をロシーさんに向けた。




「お前に俺は撃てねェよ。お前は、父によく似ている」




ドフィが引き金に手をかけた瞬間。

ドフィの手を振りほどいてロシーさんの前に立ちはだかった。




飛び出さない方がいいことくらい頭ではわかってた。

でも……




きっと小さくて頼りない壁だっただろうな。

あなたを守り切れるくらいの力が欲しかったな。






「…なんの真似だ、アイリン」



『…ローがこの島にもう居ないのなら早く追いかけた方がいい。

…ロシーさんはもう瀕死の怪我だよ。雪の中放置されれば助からない…これ以上、、この人に時間を割く必要は』




「アイリン、退け」




『ッ!!』





全身が痺れるような圧倒的な圧力。
たったの二言、その言葉が物理的にぶつけられたような感覚。

ドフラミンゴはブチ切れていた。



それでも…





「…アイリン、お前も、俺の邪魔をするのか」



「アイリン、退け!もういい!!今のドフィは何をするか…!」




『ッいや!!ロシーさんをもう傷つけないで!!





ロシーさんを自由にしてよ!!!!』





手足が震えているのは寒いから。

涙が流れているのもきっと寒いから。





怖くなんか、ないもん。






ローの自由のために命賭けたロシーさん。

ならもうロシーさんだって自由になんだ。
ローを助けられたんだから、自由になるべきなのに。





少しの静寂の後、特徴的な笑い声が地を這った。





「フフフフフ、そこまで言うなら分かったよ、アイリン」




『っ…!ほんと…!?』





「あぁ、










お前の手で自由にしてやれよ」







その瞬間、体の自由が効かなくなった。

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(プロフ) - つばめさん» つばめ様コメントありがとうございます。続編でゾウ編やワノ国編も少し書けたらなと思っていますのでよろしければ今後ともこの作品をよろしくお願い致します! (2022年12月6日 10時) (レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 読んでいて楽しいです この後の彼らの絡みやゾウ編ワノ国百獣海賊との決戦編などいろいろ見たいです (2022年12月5日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 朔さん» 朔様コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しい限りです!今後ともこの作品を何卒よろしくお願いします!! (2022年12月3日 8時) (レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして!とてもおもしろいです!続きがすごく気になります!無理のないよう、これからも更新頑張ってください!応援してます^_^ (2022年12月3日 0時) (レス) @page41 id: e897ea96c1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うささん» うさ様コメントありがとうございます!とってもありがたいお言葉励みになります!今後ともこの作品をよろしくお願いします! (2022年12月1日 8時) (レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年11月16日 19時

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