どっちを選んでも ページ24
横山さんがダイニングに戻ったのを確認すると、話を続けた。
あゆみさん
「縁があれば上手くいくやろうし、2人のどっちを選んでも、幸せやと思うよ♡」
A
「どっちを選んでも…？
うぅ…また悩む…」
あゆみさん
「あはは、そんな悩まんでも笑
なるようになるって！」
A
「はい…」
あゆみさん
「何か私、偉そうなこと色々言うたけど、現実は毎日しょーもないことでケンカやで笑」
A
「それも私には羨ましいぐらいです笑」
あゆみさん
「大丈夫大丈夫！
いつかそんな日が来るよ♡
さ、できた！
テーブルに運ぼうか」
4人で食卓を囲んだ。
これを毎日食べられる横山さんて幸せ者やなぁ。
美人でしっかりしていて、明るくて気配り上手。
お料理も得意。
目の前に並んで座る2人は、美形すぎて眩しいほど。
いつか私も、幸せそうに笑う2人のような家庭を持てたらいいな。
心からそう思った。
いい時間になったので、お開きになった。
たくさんのおもてなしをして頂いた上に、帰りには内祝いまで頂いた。
A
「ご馳走にまでなっちゃって…
今日は本当にありがとうございました♡」
横山さん
「またいつでも来てやー」
丸山さん
「ありがとう！
ご馳走さまでした♡」
あゆみさん
「こちらこそありがとう！
Aちゃんもまたおいでな♡」
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作者名：キリンレモン | 作者ホームページ：https://www.instagram.com/eighter_amiami/?hl=ja
作成日時：2020年6月10日 17時
