I to U ③ (ページ7)

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ちょっと寂しいページ7

忠義
「せやな、ほな帰るわ
オレ、明日から出張やね～ん」

A
「えー！そうやったん？
ごめん、忙しい時に」

忠義
「それはええねんけど、病人残して行くん心配やわぁ
タイミング悪いな」

A
「もう大丈夫やって
ありがとうね？
めっちゃ助かった♡」

忠義
「土日来られへんけど、何かあったら言うてやぁ？
飛んで帰って来るし♡」

A
「あはは、どっちやねん笑
それより仕事頑張って！
それと！下着触んのはやめてな！
恥ずかしかってんからぁ」

忠義
「気にすんなってー
減るもんちゃうやん笑」

A
「うるさい！」

忠義
「ごめんて笑」

たつは私の頭を撫でて、帰って行った。

2人で笑ってた空間が途端にシーンと静まりかえり、なんだか心細くなった。
体調悪い時は心も弱ってるんかな。
もう少しいてもらえばよかったかな、と少し後悔した。

寂しさを紛らわそうと、ケータイを開く。

明日はエイト商事との打ち合わせが入っている。
丸山さんにインフルエンザの為、しばらく休む事を連絡した。

会社に置いたままの横山さんへのお祝いも、一緒に渡して貰うことにした。

あ、そう言えば亮ちゃんからもLINEきてたっけ。
酔っ払い電話のこと謝ってたのに、ずっと既読スルーしてしまってた。

何て返そうか考えてるうちに、寝落ちしてしまった。