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輩 ページ49
お店を出て、タクシーを拾うために大通りまで向かう。
思いの外、酔っていることに気づいた。
これはやばーい！
真っ直ぐ歩けへーん笑
あはは！
ツレのいないバカな酔っ払い女は、案の定タチの悪い酔っ払いに絡まれた。
輩1
「そこのおねえさんっ！
なんや、ご機嫌やなぁ
オレらとも遊んでくれへーん？」
無視無視！
輩2
「ちょっとだけええやん！
奢るし飲みに行こうやぁ」
道を塞がれた。
避けて行こうとしたのに、ふらついているせいで上手く避けられず、輩にぶつかってしまった。
というか、向こうがぶつかって来た。
怖い怖い怖い！
腕を掴まれた。
輩1
「おっと大丈夫〜？
ちょっと休むかぁ？笑」
輩2
「ええとこあるでぇ」
A
「離してください！」
振り払おうとしたけど、全然力が入らない。
輩1
「あれぇ？それ抵抗してるつもりなん？
誘ってんのとちゃうん？笑」
ゲラゲラ笑いながらからかわれる。
A
「嫌！
ちょっとマジでやめて！」
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作者名：キリンレモン | 作成日時：2020年5月24日 11時
