I to U ③ (ページ3)

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発熱ページ3

A
「あぁ～疲れたぁ…」

家に着き、バッグをソファーに放り投げ、自分の身もソファーに投げ打った。

最低な一日。
自分を自分で軽蔑する。

二日酔いで、仕事もテキトー、資料室で寝た上に、たつと…。
しかも丸山さんに見られた。
挙句、安子にまで謝らせてしまった。
調子乗ってたわ。
私、サイテー。

丸山さんからのLINEも超冷たかった…。
絵文字なかったし。
当たり前か。
悪いのは自分。
丸山さんも私のこと、軽蔑してるかな…。

はぁ、もうどうでもいいや…。

そのままソファーで寝落ちした。

ハッと気がつき、時計を見ると夜中の2時。

重い体を起こし、キッチンでお水を一気飲みした。
何だか寒気がする。

シャワーを浴びている間に、寒気がどんどん酷くなる。

この感じ、絶対熱出る…。
やばい、すぐ寝よう。

早朝。

思った通り、体が熱くてあちこち痛い。
熱を計ると38度だった。
最悪！！
昨日あんな状態でみんなに迷惑かけたのに、今日は休みますなんて言われへん…。
どうしよう。

でもこの熱で出社しても、また迷惑かけるだけか…。

仕方なく、丸山さんに休ませて欲しいとLINEした。

あとで会社にも電話せんと…。
病院行くのすらしんどいレベル。
こういう時、一人暮らしって本当に辛い。

動くに動けず、午前中は寝て過ごした。

お昼頃起きると熱は上がっていた。
39度を超えている。
これインフルエンザかも。
たつのが移った？
きっとそうや…。

丸山さんと安子から心配してくれているLINEが来ていたけど、身体中が痛くて、返すのもやっとだった。