酔った2人 ページ34
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忠義
「亮って奴もそうやけどさ、丸山さんの事どう思てんの？
いつも丸山さん丸山さん♡って引っ付いてるやろお前」
A
「仕事一緒にしてるだけやけど？」
忠義
「それだけちゃうやろ？
いつも目で追ってるで」
A
「何でそんなところ見てんのー？
ストーカー？
こわーい笑」
忠義
「ちゃうわ！笑」
A
「あっもうこんな時間やん！
そろそろ帰るー」
立ち上がろうとして、酔っていた私はフラついた。
たつに受け止められた。
A
「ごめーん、結構酔ってたー！
あはっ笑」
そう言って、よろよろと離れようとすると、グッと抱き締められた。
大きな体にすっぽりハマって身動き取れない。
忠義
「帰らんでええやん」
耳元でたつの低い声が響く。
A
「まだ飲み足りひんのー？笑
もうビール無くなったで？
てか離してよぉ！」
忠義
「あぁ、ごめん
オレも酔うてるわ笑」
A
「うん、酔いすぎやん、たつ笑」
忠義
「送って行くわ
雨止んだかなぁ」
雨上がりの道を千鳥足2人がゆっくり進む。
A
「着いた！ここー！」
忠義
「結構近い所やったんやな
駅が一緒なんは知ってたけど、こんな近かったんや
いつでも来れるやん
これからは宅飲みもありやな？」
後ろでなんかブツブツ言っているたつ。
A
「今日はありがとー！」
忠義
「風邪引くなよー？
ほな月曜な
おやすみ♡」
A
「うん、おやすみー！」
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作者名：キリンレモン | 作成日時：2020年4月25日 21時
