*75*(F) ページ7
風磨side
社 「…話を聞かせてもらおうか」
記事が出て、
マスコミが俺の家周辺をうろうろしている、ここ1週間。
風磨 「発売日前日にも話したとおり、彼女とはもうなにもありません。
確かに以前この女性と俺は付き合っていました。
でも、お互いのために別れることに決め、その最後の日を撮られてしまいました。」
あれだけ気をつけていたのに
なんで最後の最後に、、。
社 「…そうか。じゃあ、会見を開くことにする。」
風磨 「え……?」
社 「いいか?Sexy Zoneはこれから必ず大きくなるグループなんだ。
たくさんのメディアから支持を受けている。
今こういうことになると、君たちが積み上げてきたものが全て崩されてしまうんだ。
だから、事実が無いのならば、自分の口で包み隠さず話して否定しろ。
来週開くから、何を話すのかしっかりまとめておくように。
話は以上だ。」
そう言い、仕事が入ってるようで社長室から颯爽と出ていくジャニーさん。
そして、俺も少し距離をあけながら、社長室から出た。
すると、前方からきっちりとスーツを着て、いかにも偉そうな男性社員がやってきた。
事務所のことは、所属しているタレントでも知らないことが多かったりするから、どういう役割の仕事をしている人なのかよく分からない。
その男性社員は、ジャニーさんに眉をひそめながらなにかを話している。
内容は聞こえないけれど、重苦しい空気感とジャニーさんの疲れたような表情で、よっぽど大変なことが起きたということが読み取れた。
俺の記事が、なにかまた出るとか?
いや、あれ以降会ってもないし連絡もとっていない。
マスコミのネタになるようなことは何も無いはずだ。
じゃあ、他のタレントが、、?
あぁーーー、、
今は他人のことなんて考えてらんねぇだろ。
来週の会見の内容ちゃんと考えねえと。
そう自分に言い聞かせていると、
いつの間にか目の前に
さっきの男性社員が立っていて、
慌てて挨拶をしようとすると、
『やってくれるね、君たち。』
睨みながら、俺の横を通り過ぎる。
君…………
……………………………たち?
''たち'' というのは、Sexy Zone全員のことだよな?
今現在グループ内で、彼女がいるメンバーはたった
一人
まさか…
中島と…
Aの………
やばい
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じまばな(プロフ) - 松島蘭夢さん» お待たせしてしまって申し訳ありません(汗)そんなふうに言っていただけて、嬉しすぎます(;;)松島蘭夢様、2の方でもコメントしてくださってましたよね!本当に感謝しかありません;;;今後ともこの作品をよろしくお願いします!<(_ _)> (2018年6月12日 21時) (レス) id: e557d8cb3e (このIDを非表示/違反報告)
松島蘭夢(プロフ) - 本当にこの小説大好きです!頑張ってください (2018年6月12日 20時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じまばな | 作成日時:2018年6月12日 15時