*74__1週間前* ページ6
あなたside
風磨 「Aの唇癖になるわ〜」
A 「……きもい」
風磨 「…ふはっ、そんなムスッとしてると中島に嫌われるぞ〜?」
A 「……」
風磨 「ww…ごめんってwww」
風磨とこんなやり取りが出来るのも
今日が最後。
A 「www
じゃ…じゃあ…ね?」
もう二度と会えない。
連絡先も消す。
私は、健人だけを愛していく。
愛せるかな?
風磨 「おう、頑張れよ、いろいろ」
しばらくは、無理っぽい
A 「風磨も……ね…?……っ」
我慢してたのに…
最後ぐらい笑顔で…って思ってたのに。
やっぱりだめだった。
風磨 「……ばーか、泣くんじゃねえよ〜」
そう言って、また抱きしめてくれたけど、
そういう風磨も涙声だよ?
この温もりも、もう味わえない。
嫌だ、嫌だよ風磨…
私、この先もずーっとずっと風磨と一緒にいたい。
なんで、私達はこんな形で出会っちゃったんだろうね?
もっと、普通に
同じ学校で、とか、
同じ職場で、とか、
普通に出会いたかった。
風磨がジャニーズなら、
それに似合うぐらいの素敵な女性になって、
誰にも邪魔されずに、
陰ながらも普通に愛し合って
結婚して、家庭を築いて………
神様、私は前世でとても悪いことでもしたのでしょうか?
今、目の前にいるこの人と結ばれることは許されないのでしょうか?
私に希望を与えてくれた、
真っ黒だった私の毎日に色を与えてくれた
菊池風磨くんと一緒になることは…
菊池Aになることは、
許されませんか?
A 「大好きだよ、ばいばいっ……」
今出来る精一杯の笑顔を作って、
別れを告げる。
風磨 「…ん……俺も…」
そして私達は
お互い
反対方向に歩き出す。
.
.
『ふぅ…いいネタが撮ーれたっ!!』
『こりゃ大ニュースだな』
.
あまりの悲しみに、
すぐ近くで、あれだけ気を付けていたものに
撮られてしまったことなんて、気付きもしなかった。
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じまばな(プロフ) - 松島蘭夢さん» お待たせしてしまって申し訳ありません(汗)そんなふうに言っていただけて、嬉しすぎます(;;)松島蘭夢様、2の方でもコメントしてくださってましたよね!本当に感謝しかありません;;;今後ともこの作品をよろしくお願いします!<(_ _)> (2018年6月12日 21時) (レス) id: e557d8cb3e (このIDを非表示/違反報告)
松島蘭夢(プロフ) - 本当にこの小説大好きです!頑張ってください (2018年6月12日 20時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じまばな | 作成日時:2018年6月12日 15時