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*112* ページ45

風磨side



季節は、春。


とある4月のオフの日


訳も分からず中島に呼び出され、




何をするとも言わず、車で連れてこられた場所


車窓から見える見たことある海。



風磨 「なあ……どういうつもり?」



なんとなく、これから起こることが予測できた。



健人 「こういうつもり。」



そう言い、車を停めたのは、



周り1面畑、畑、畑。




そして、ひとりでせっせと作業する、





A。。。






風磨 「痩せ…てる。」



思わず口に出てしまった言葉。


健人 「……お腹に子供いる人があんな力仕事、出来ると思う?それに、あんな細さじゃ子供に栄養行き届かねえよ?笑」





風磨 「…………」




健人 「3ヶ月前、Aに会った。ごめんな、勘違い。Aは旦那も子供もいない。」



全部、聞いた。


例の男はただの友達。

産婦人科のはただの生理痛。





あのクリスマスの日から結構経って、


大晦日に中島に "変わった" と言われ、



冷静になって考えてた。






なんとなく、



なんとなくだけど、





誤解なんじゃないかって、、



心のどこかでAのことを信じてる自分がいて、




でも、


あんなひどいことを言ったからには、


自分を正当化するしかなかった。







Aなんか忘れる。好きなんかじゃない。



何度自分の気持ちに蓋をしたのだろう。






気付けば視界が歪んで、一筋の涙が頬を伝っていた。




健人 「今からでも遅くねえよ。行きな?」




俺は迷わず車を出た。



風磨 「A!!!!」






こちらに気付いたAが、



目に涙をいっぱい溜めて、



A 「!?……ふ………ま…ぁ」


その場にへたりこんだ。



弱々しい、A。



辛い思い、たくさんさせて、



ごめんな、、、。





走って、





抱きしめた。






風磨 「ごめんっ……本当にごめんっ……。
あんな最低なこと言って、、ほんと、俺っ………」



A 「ぅっ……ううん、私もごめ………っ……好きっ……大好き……っんん」






彼女の切なげな表情に、



申し訳なさでいっばいで。。



なのに、好きだなんて言う彼女が愛おしすぎて、



思わず、キスをしてしまった。






深くて深くて、


甘いキス。





お互いの存在を確かめ合うように。








.







.








A 「家で、話そっか…。」



何分していたのだろう。


中島の車は無くなっていた。







.

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設定タグ:中島健人 , 菊池風磨 , SexyZone   
作品ジャンル:恋愛
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じまばな(プロフ) - 松島蘭夢さん» お待たせしてしまって申し訳ありません(汗)そんなふうに言っていただけて、嬉しすぎます(;;)松島蘭夢様、2の方でもコメントしてくださってましたよね!本当に感謝しかありません;;;今後ともこの作品をよろしくお願いします!<(_ _)> (2018年6月12日 21時) (レス) id: e557d8cb3e (このIDを非表示/違反報告)
松島蘭夢(プロフ) - 本当にこの小説大好きです!頑張ってください (2018年6月12日 20時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じまばな | 作成日時:2018年6月12日 15時

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