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Aside
A 「東京久しぶりー!」
1ヶ月はあっという間に過ぎて、気付けば今日はクリスマス。
司 「お前田舎者感半端ない。」
司に言われるのも無理ない。
廃れた長ズボンに、茶色のニット。
耳あてマフラーニット帽。
長めのブーツに大きなリュック。
ださいのはわかってるけど、可愛いのを持ってなかったから仕方ない。
2年前のお洋服は、バストがちょっと…大きくなったもので…/////()
A 「だから、買いに来たの!」
司 「はいはい。
あ、ちょっと予約してるとこあるから、先そっち行っていい?」
不思議に思いながら渋々ついていくと、
高そうな、洋服屋さん。。
店内は、白と黒を貴重としたモノトーンな落ち着いた雰囲気。
レディース、メンズに別れてて、
男性の買い物付き合うとか何年ぶりだろう。なんて思っていたら、
司はレディースの方に歩いていってて、
A 「ねね、メンズあっちだy((司 「いいから、付いてきて?」
ワケわかんないままついていくと、
急に手首を掴まれ、
司 「可愛くしてやってください。」
と、店員のほうに放り投げられた。
店員 「社長からお話は聞いております。こちらへどうぞ。」
A 「へ!?」
なにこのドラマのようなシチュエーション。。
それからは、されるがままに洋服を着せられ、
おまけにヘアメイクまで。。。
店員 「お待たせいたしました。どうでしょう?」
状況がよく把握出来ぬまま、司の元へ戻される。
司「…めっちゃ可愛いじゃん。」
A 「…え?あ、ありがとう…?」
白のニットトップスに茶色のグレンチェックのスカート。上品な白のコート。ファーチャーム付きのバッグ。
髪も綺麗に巻いてもらって、誰かにここまでちゃんとやってもらったのは初めてで、お嬢様になったような気分。
店員 「お会計は18万5000円でございます。」
司 「カードで。」
今幻聴が聞こえた気が……。
A 「ちょっと待って!?いいよ!買わなくても!可愛いけど、高すぎるし!」
司 「いいから。プレゼント。」
司ってこんな太っ腹だっけ?
何度も何度も断ったのに聞く耳を持ってくれず…。
結局ありがたく頂くことに。。
話を聞けば、さっきのお店は司の知り合いのお店らしい。
その後は、夜のイルミネーションのイベントまで、美味しいものを食べたりショッピングした。
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じまばな(プロフ) - 松島蘭夢さん» お待たせしてしまって申し訳ありません(汗)そんなふうに言っていただけて、嬉しすぎます(;;)松島蘭夢様、2の方でもコメントしてくださってましたよね!本当に感謝しかありません;;;今後ともこの作品をよろしくお願いします!<(_ _)> (2018年6月12日 21時) (レス) id: e557d8cb3e (このIDを非表示/違反報告)
松島蘭夢(プロフ) - 本当にこの小説大好きです!頑張ってください (2018年6月12日 20時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じまばな | 作成日時:2018年6月12日 15時