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Aside
田舎だから、病院は限られていて、
女医さん目当てで、
東京にまで連れてきてもらった。
A 「あー、ありがとう。少し落ち着いた。」
司 「まさか、生理痛だったとはね…。
すっかりこのお腹に赤ちゃんがいるのかと。」
そう言い、私のお腹をさする司。
A 「産婦人科=妊娠 とは限りませんー。あと、女のお腹触るこーんな変態な男は、子宮も嫌がってるのでやめてくれるー?♡」
そう笑顔で言えば、
司 「…すみませんね。でもそこまで言う…?」
あ、
シュンとしちゃった。
A 「ご、ごめんごめん!!
別に嫌がってないよ!子宮!司に触られてむしろ喜んでるかも!!」
司 「おまえ……/////」
A 「え、、なに?」
司 「…いや、なんでもない。////ww」
A 「…ん?うん。」
私なんか変なこと言ったかな?
ま、いいか。
.
.
風磨side
中島ちょっと、話したいことあるんだけどさ、
中島今から大丈夫?風磨ん家。
…。
0時ですよ、今。
まあよっぽどのことなんだろうから、いいけど。
.
.
健人 「よっ。」
風磨 「どした?急ぎ?」
健人 「急ぎってわけじゃないんだけど、
2人っきりじゃないと話せない話。」
2人っきりじゃないと話せない話…?
そんなの、あれしかない。
3ヶ月前Aに再会したことは中島には話してない。
会わせろよ〜と前のように言われるかもしれないと思うと、言えなかった。
健人 「撮影中にさ、Aを見たんだ。
遠目からだったけどあれは間違いなくAだった。」
風磨 「……で?」
そして、黙り込む中島。
風磨 「え、それ…だけ……?」
首を横に振り、
ゆっくりと話し続けた。
健人 「……産婦人科から、
男と出てきたんだよ。
しかもその男、Aのお腹撫でてて、Aも微笑んでて…。
まあ、別に俺らがどうこうする話じゃないし、3年も経ってれば結婚とかしててもおかしくないんだけど、さ。」
見間違いだよな?
こっちにAが来るわけないし。
第一、待っててって約束したし……。
風磨 「……それ、ちげえよ多分。
俺、3ヶ月前Aと会ったんだけど、Aはこっちに住んでないから…。」
そう言えば、険しい顔をして
俺にあるものを差し出した。
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じまばな(プロフ) - 松島蘭夢さん» お待たせしてしまって申し訳ありません(汗)そんなふうに言っていただけて、嬉しすぎます(;;)松島蘭夢様、2の方でもコメントしてくださってましたよね!本当に感謝しかありません;;;今後ともこの作品をよろしくお願いします!<(_ _)> (2018年6月12日 21時) (レス) id: e557d8cb3e (このIDを非表示/違反報告)
松島蘭夢(プロフ) - 本当にこの小説大好きです!頑張ってください (2018年6月12日 20時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じまばな | 作成日時:2018年6月12日 15時