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健人side
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11/28
'' 私、健人が彼氏で本当によかった。 ''
''俺も…。Aが世界で一番好き。''
両親が出張なのをいいことに、
Aの家のリビングで、
2人で1つの毛布を体に巻いて、ソファーに座る。
'' キザだな〜。''
'' キザじゃ嫌? ''
温かくて、
言葉に表せないぐらい幸せ。
'' ふふっ…全然。昔からキザだから慣れてる。''
'' あーやっぱり?笑 ''
'' これだけ一緒にいればね笑 ''
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3/30
Aからの電話。
'' 今から健人の部屋、行ってもいい? ''
'' あーちょっと待って、片付ける。 ''
'' 何言ってんの今更。汚いことなんて知ってますけどー?笑 ''
コンコンと窓が鳴ったかと思えば、
'' ……。''
'' おっ邪魔しまーす♡ ''
そう言って、俺のベッドにダイブする。
君はいつも無防備だ。
思春期の男子を目の前にして、この有様…。
天然なんだか、なんなんだか…。
襲ってもいいんですかー?笑笑
なんて、聞けないけど笑
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10/30
'' どんだけ心配したと思ってるの…。''
大学から帰ってる途中、
飼い主が投げたボールを犬が拾いにいってて、
そのボールが道路に出てしまった。
それに気づかず犬は、ボールを追っていて、
いても経ってもいられず、犬をかばって車に轢かれた
'' ごめん、でも、放っておくわけにはいかなかった。''
まあ幸い、軽傷だったから良かった。
'' ………優しいのは、分かるけど……っ……もっと自分のこと大切にしてよ……うぅ……''
'' そうだよな、ありがとう。''
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懐かしい、高校時代
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―――ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ……
健人 「……ん……………」
手を伸ばし、目覚ましを止める。
あの会見以来、毎日のように
Aとの昔の思い出が夢に出てくる。
高校時代は束 縛なんてしなかったから、
普通に幸せな『THE リア充』って感じだった。
それで良かったのに、
あの時
俺はなんで、
それ以上を望んでしまったのだろう?
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じまばな(プロフ) - 松島蘭夢さん» お待たせしてしまって申し訳ありません(汗)そんなふうに言っていただけて、嬉しすぎます(;;)松島蘭夢様、2の方でもコメントしてくださってましたよね!本当に感謝しかありません;;;今後ともこの作品をよろしくお願いします!<(_ _)> (2018年6月12日 21時) (レス) id: e557d8cb3e (このIDを非表示/違反報告)
松島蘭夢(プロフ) - 本当にこの小説大好きです!頑張ってください (2018年6月12日 20時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じまばな | 作成日時:2018年6月12日 15時