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Aside
A 「お邪魔します…」
小松 「どうぞどうぞ!!
適当に座ってて!!
ごめんね〜汚くて……」
いや、これのどこが汚いんですか…
綺麗すぎます、小松先生。。
余計なものは一切置いておらず、全体的に木の家具を使っていて、
小松先生のイメージにぴったりな、木のぬくもりを感じられる温かい雰囲気の部屋。
椅子に座らせてもらい、部屋を見渡すと、
なんだか急に実家を思い出し、寂しくなる。
しばらくの間とは言ってたし、仕事だから仕方ないけど、
海外に行っても、もうちょっとは普通連絡とれるよね?
健人とのこの状況もいつかは話さないとだし、、
健人の家族と家族ぐるみで仲良いから、
気まずいな……
A 「はぁ……」
今までなるべく考えないようにしていたことを考えて、思わずため息が出る。
''ため息つくと幸せ逃げちゃうよ〜??''
そう言い、私の真正面に座る小松先生。
A 「あはは…そうですよね、、すみません…その、、本当にいいんですか?
いつ帰れるかもわからないのに…
あのだから、、ほんとに迷惑になったらすぐ追い出してくれて構わないですから…!!」
そう、あの重〜い話をしたら、泊めてくれると言ってくれた小松先生
気持ちはとっても嬉しいし、ありがたいけれど、
さすがに職場でも迷惑をかけているのに、
家でも…なんて、、
そんな甘えてられないと思い、断ったのだけれど、
いいからいいから!!と半ば強引に連れてかれてしまった。
小松 「ふふっ、何言ってるのAちゃんたら…笑 !私一人暮らしで寂しかったし、ペット飼うか迷ってたし…!丁度いいわ〜笑」
A 「ペッ……!?ペット………」
小松 「www
ごめんごめん、うそうそ!!
面白いなあAちゃんってwww
せっかく家に来たんだし、これから料理の研究でもしながら楽しく過ごしましょ!」
嬉しかった。
憧れの小松先生が、一緒に料理の研究をしようだなんて……
ここまで言ってくださってるのに
断るのは逆に失礼にあたるかと思い、
住ませていただくことにした。
A 「…はい。ご迷惑をお掛けしますが、どうかよろしくお願い致します!」
小松 「ふふっ、それでよろしい♡笑」
優しく微笑み、ぽんぽんと私の頭を撫でてくれる小松先生は、
少ししか歳は違わないのに、お母さんのように感じた。
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じまばな(プロフ) - 松島蘭夢さん» お待たせしてしまって申し訳ありません(汗)そんなふうに言っていただけて、嬉しすぎます(;;)松島蘭夢様、2の方でもコメントしてくださってましたよね!本当に感謝しかありません;;;今後ともこの作品をよろしくお願いします!<(_ _)> (2018年6月12日 21時) (レス) id: e557d8cb3e (このIDを非表示/違反報告)
松島蘭夢(プロフ) - 本当にこの小説大好きです!頑張ってください (2018年6月12日 20時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じまばな | 作成日時:2018年6月12日 15時