＊70__1週間前＊ ページ2
風磨side
汚い終わり方は嫌い。
ガキの頃からそうだった。
中学生の時は、
別れた彼女に別れた理由をしつこく聞いて、
未練タラタラ男って一部の人から言われてたらしいし、
まあ高校になってからは、最後まで大事にしてくれる+ジャニーズっていう素晴らしい噂が流れたおかげで
自分で言うのもなんだけど、結構モテた。
そんな昔のことを思い出して気を紛らわしながら
少しの可能性にかけて、Aを待つ。
なにかをしてればあっという間に過ぎるもんなんだろうけど、
なんにもしないでいると本当時間って経つの遅いのな。
風磨 ｢来るわけ……ないか…｣
ブロックされてるかもしんないし、俺の送ったLINEが伝わってるかもわかんねえし、
仮に読んでくれていたとしても、来る気にならなければそこまでだし……
オフなのに朝早起きして、何時間もリビングのソファーに座って、飯も食わないで待ってる
料理してる間に来られたら困るし、余計な事に没頭してて、インターホンの音が聞こえなかったら最悪だから。
って、こんな純粋だったか、俺。
時計はもう、3という数字を指していて、
さすがに俺の腹も限界を迎えそうで、、
とりあえず軽く食えるお菓子でもなんでもなにかしら無いかとキッチンへ向かおうとしたとき、
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
き……た？
あまりの驚きで、勢いで出てしまうと、
そこには、中島仕様の可愛らしい洋服を着たA
でも、どんな格好をしていようが、
綺麗なことに変わりはなく、
久しぶりに見た君の姿に動揺してしまう。
風磨 ｢……よ、｣
自分から呼び出しといて、この素っ気ない挨拶。
A ｢うん……久しぶり…｣
俺と違って落ち着いているA
.
風磨 ｢とりあえず座りなよ。｣
ついこの間まで付き合ってたというのに、
なんでこんなにぎこちなくなってしまうんだろう。
一緒に住んでた時と同じように
Aはソファーにゆっくりと腰を下ろす。
A ｢…わ……私がいなくても、ちゃんと綺麗にしてるね笑｣
なんて、切ないことを平気な顔で君は言う。
けれど、そう話す君の後ろ姿がどこか寂しそうに見えて仕方がない。
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じまばな(プロフ) - 松島蘭夢さん» お待たせしてしまって申し訳ありません（汗）そんなふうに言っていただけて、嬉しすぎます(；；)松島蘭夢様、2の方でもコメントしてくださってましたよね！本当に感謝しかありません；；；今後ともこの作品をよろしくお願いします！<(_ _)> (2018年6月12日 21時) (
レス) id: e557d8cb3e (このIDを非表示/違反報告)
松島蘭夢(プロフ) - 本当にこの小説大好きです！頑張ってください (2018年6月12日 20時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じまばな | 作成日時：2018年6月12日 15時
