棒倒しの時間2 ページ15
体育祭当日、A組は他の競技でも強さを示していた
E組も負けず劣らず、個人競技ではそれなりの成績を残してる
団体競技だけは出る権利がないから、最後の棒倒しに集中だ
リーダー対決、磯貝くんに勝って欲しいな
E組がんばれ、と小さく祈った
E組の男子たちが入場すると、人数の差は明らかだった
これで勝てたら、観客はどう思うんだろう
巧みな戦術でいい勝負をしてるけど、人数の差はそう簡単に跳ね返せない
E組がA組のふところに入った、と思ったのに、またすぐA組の守備陣が戻ってきた
『こ、殺せんせー!負けちゃうよ!』
殺せんせー「まあまあAさん、見ててください」
殺せんせーがそう言った直後、磯貝くんが叫んだ
磯貝「今だ!!イトナ!!来い!!」
私も気付かなかった＿＿＿＿離れていたイトナが、磯貝くんに向かってダッシュした
殺せんせー「秘密兵器は残しておくものですね〜」
イトナが磯貝くんの手を使って思いっきりジャンプした
それは、浅野くんが捕まってるとこよりもさらに高い_________棒のてっぺんに手と両膝を引っ掛けた
『かっこいい…//』
ガンッ
速水「倒れた…?勝った…?」
「「「いよっしゃあああああ!!!!!」」」
E組男子達は飛び上がった
それと裏腹に、絶望に満ちたA組…
殺せんせー「Aさん、運動場に入ることを許可します」
殺せんせーはいつものようにニヤニヤしている
『……はいっ!!』
私だけでなく、女子みんなも男子たちに向かってダッシュした
私は、イトナに一直線
ガバッ
『かっこよかった……!!』
いつもはしないけど、思いっきり抱き着いた
パシャッ
後ろを振り返ると、殺せんせーがカメラを持ってた
殺せんせー「熱いですね〜」
『っ…』
業「イトナくん真っ赤w」
多分、最近で一番幸せだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
佐藤美音 - 暗殺教室マジおもろい イトナ好き (2022年11月24日 2時) (
レス) @page5 id: 66c94b45c0 (このIDを非表示/違反報告)
After - あああああーイトナかわいいー(^o^!! (2019年4月25日 15時) (レス) id: 92d44a8bca (このIDを非表示/違反報告)
卯蝶 - イトナ君大好きさん» それな！学園祭いいですね！ (2017年4月8日 11時) (レス) id: 3efd374afc (このIDを非表示/違反報告)
iloveイトナ - リクです!!前原陽斗落ち描いてください!!お願いします!! (2017年1月27日 21時) (レス) id: 9be3a1bab6 (このIDを非表示/違反報告)
イトナ君大好き - リクエスト多くてすみません！イト桐ちゃんの暗殺肝試し、学園祭、ポッキーゲーム、クリスマス、バレンタイン、殺せんせーの最期の６とおりの番外編書いてほしいです！！お願いします！ (2017年1月7日 18時) (レス) id: 4a9cb055d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霧野咲 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sakisaki/
作成日時：2014年8月2日 18時
