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Aside
渚君が髪ほどく。
右側の髪をほどいた瞬間わかった。
渚「もう片方もほどくからちょっと待ってね」
そう言ってﾆｺっと笑いかける渚君。
やっと思い出したよ。
その"笑顔"で。
渚君のこと、
渚君との思い出、
渚君と私が幼馴染だってこと、
私と渚君がE組に落とされた理由も、
全部わかったんだ。
そんなことを思っているうちに
渚君は両方のゴムを取り終えていた。
渚「…ごめんね。時間掛けちゃって。」
そうやってﾆｺっと笑う渚君。
やっぱりその笑顔はどこか懐かしくて。
私は無意識に渚君を抱きしめていた。
A「………渚っ…君っ」
私の目に熱いものが伝わってきた。
渚君は
よしよし
と、私の頭をそっと撫でてくれた。
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なの - 終わった… (2018年1月4日 18時) (
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作者名：絃乃 | 作成日時：2016年6月21日 18時
