33話 ページ34
これは、レトルト先輩に練習のことを話した放課後のこと。
私たちは、四人で下校していた。
本当は、午後から先輩も含めて練習する予定だったが、今日はもう私が動けそうにないので、明日から一緒に練習することになった。
申し訳ないけど、全身が痛くて正直出来そうにない。
そんな訳で、四人で話しながら帰っていると、途中レトルト先輩が忘れ物を取りに学校へ戻った。
先に行ってて良いということなので、3人でゆっくり帰ることにした。
節々が痛くて若干フラフラしながら歩いていると、反対側から来た2人組の高校生と目が合った。
見たことない制服だなと思いながら、通り過ぎようとしていると、赤いニット帽を被った高校生に声をかけられた。
？1「神崎Aくん。こんにちは」
名前を呼ばれたことよりも、こんにちはの聞き慣れない独特なイントネーションに気を取られていた。
貴「こ、こんにち……ッ！」
つい、条件反射で自分もこんにちはと言いかけたその時、突然お腹のあたりが熱くなった。
その衝撃が、じわじわと痛みだったことを知らせる。
お腹を殴られたんだとわかった瞬間、私は膝から崩れ落ちた。
つ「Aくんっ！」
P「大丈夫！？」
二人の心配する声が聞こえる。
立っていられない程の痛みにだんだんと意識が遠くなっていくのがわかった。
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no-side
？1「えー。意外と弱いんやな。でも、これならはよ連れて帰れそう」
？2「せやな。総統が待っとる」
気を失ったAを運ぼうと彼らが近づいた瞬間、伸ばした手に拳が飛んできた。
つ「Aくんに触るな！」
いつもは穏やかなつわはすが怒りを剥き出しにして、殴りにかかる。
それをニット帽の生徒は、片腕で止めて見せた。
？1「ふーん。意外にやるなぁ。でもそんだけやったら俺には勝てんで」
嘲るように笑い、今度は向こうから何処からか取り出した大きなシャベルを振りかざした。
一方で、P-PはAを心配して駆け寄ろうとしたが、突然目の前を金髪でサッカーのユニフォームのような服を着たもう一人の生徒に阻まれた。
？2「アンタ見た感じ弱そうやなぁ。今ならお前だけでも見逃したるよ。そいつ置いてさっさと帰りや」
P「あはは。そうしたいんだけどね。大事な仲間に手を出されたんだ。君たちには負けてもらうよ」
P-Pはにっこり笑ってそう言ったが、その目は一切笑ってなどいなかった。
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卯月 - あひる隊長さん» ありがとうございます！別に構いませんよ！よろしくお願いします！ (2018年4月27日 21時) (
レス) id: ee413df35c (このIDを非表示/違反報告)
あひる隊長(プロフ) - わかりました！コメントありがとうございます！申し訳ないんですが、ショッピくんのことをあんまり知らないので口調が変になっちゃうかもしれないです！あと、もしかしたら物語の都合で他の人が出るかもしれません(><) (2018年4月27日 19時) (レス) id: 98372f4928 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - あひる隊長さん» 返信遅くなってごめんなさい(泣)えっと、グルちゃんと大先生とシッマとトン氏とショッピくんってお願い出来ますか？多いですかね？ (2018年4月27日 17時) (レス) id: ee413df35c (このIDを非表示/違反報告)
あひる隊長(プロフ) - 卯月さん» 卯月さん！申し訳ないんですが、全員は出せそうにないので、この人だけは絶対出して！っていうのを何人か書いてほしいです<(_ _)> (2018年4月9日 9時) (レス) id: 98372f4928 (このIDを非表示/違反報告)
あひる隊長(プロフ) - 卯月さん» 我々だ知ってますよ(*^^*)エセ関西弁になっちゃいますが大丈夫でしょうか！？それでも大丈夫だったら作ってみます！！ (2018年4月8日 8時) (レス) id: 98372f4928 (このIDを非表示/違反報告)
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