Story：４０ ページ40
目を覚めると心配そうに私を見つめるスニョアの顔が映った。
疲れたんだと思う…と言うと、上手く笑えなくて困ったような苦笑を浮かべた。
HS「飯は…食べれそう？」
「少しなら…」
HS「それでも良いよ、リビングまで行ける？」
「うん」
いつもみたいに明るくて騒がしいスニョンじゃなくて、オッパの顔をした優しい
スニョンだった。
明るいスニョンも好きだけど、オッパの時のスニョンが一番好きだ。
優しくて、気遣ってくれる良いオッパなんだ。
寂しかったり悲しかったら私を抱き締めて、頭を撫でながら『大丈夫だ』と囁いて
くれる。
今だって心配そうに私を見つめながら、手を差し出してくれる。
「ふふ…ありがとう、オッパ」
HS「いや、今回は俺の不注意だったからさ…」
「ううん、あのソロは踊ってて楽しいよ」
HS「！だろ！？俺が考えたんだ、Aの見せ場が少しでも多くなるように」
そうやって笑うスニョアの顔は、オッパの顔ではなく明るくて元気な
スニョンだった。
リビングに行くと、バッ！とこちらを勢いよく振り向く１２人の顔。
スニョンの手を握りながら歩いている私を見て、安心したように笑った。
ジフナとウォヌはいち早く、私の傍まで来てくれた。
WZ「もう大丈夫なのか？」
「うん！もう平気だよ、お騒がせしました」
WN「倒れた瞬間、本当にビックリして固まったよ」
「えへへ…ごめんね？」
ニコッと笑うとジフナとウォヌが顔を合わせて、困ったように笑いながら
くしゃりと私の頭を撫でてくれた。
こうしていると、小学校の頃に戻った気分になる。
楽しくて笑っていると、皆さんからの視線が痛かった。
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幸‐yuki‐(プロフ) - そすじゅぺんさん» ごめんなさい！普通に打ち間違えました！更新と一緒に訂正します！！ご指摘ありがとうございます！！ (2020年8月18日 13時) (
レス) id: 017d14f16c (このIDを非表示/違反報告)
そすじゅぺん - 9話目のはおくんの自己紹介で「ソン・ミョンホ」となっていますがこれはお話ようでしょうか？ちなみに韓国名は「ソ・ミョンホ」です。 (2020年8月17日 22時) (レス) id: 29224f56f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸‐yuki‐ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/itkt06081/
作成日時：2020年8月14日 18時
