Story：２３ ページ23
そう思い、部屋の真ん中にある今朝持って来たスーツケースを開いて、
中身を収納していく。
スーツケースの中身が空っぽになった時、ドアがノックされた。
返事をして、ドアを開けるとジス先輩が居た。
「ど、うなされました…？」
JS「いや、特には無いんだけどね…何か不安な事とか、悩んでいる事があれば
言ってね？…俺は丁度この上にドアがある部屋だからさ」
「はい…ありがとうございます」
ペコッと一礼するとふわりと微笑むジス先輩。
柔らかくて、花が咲き誇るような微笑みに私の胸が少しうるさく高鳴った。
JS「そうだ、俺達３年組の事さ『先輩』じゃなくて、オッパ呼びしてよ、
外ではヒョン呼びね？」
「え…そんな、今日会ったばかりの先輩にそんな馴れ馴れしく呼べないですよ…」
JS「ふふ…大丈夫、俺達がそう呼んで欲しいから」
「…わ、分かりました…」
JS「うん、じゃあまた明日ね？おやすみ」
私の頭を撫でた後にまたふわりと微笑んでから、階段を上がって行った。
暫くの間、そこに突っ立ってたみたいで、ウォヌに心配された。
部屋に戻ってベッドにダイブして目を閉じても、思い出すのは
さっきのふわりと優しく、花が咲き誇ったような微笑みを浮かべる、ジス先輩…
じゃなかった、ジスオッパの事。
なんで、こんなにも胸がキュンキュンして自然と口角が上がるんだろう。
思い出すだけで、胸が締め付けられるが不思議と辛くはない。
…こんな体験、『久し振り』なのかもしれない。
まさか、軽く人間不信なのに恋しちゃうのかぁ…。
まぁ、まだ恋とは決まってないけど…。
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幸‐yuki‐(プロフ) - そすじゅぺんさん» ごめんなさい！普通に打ち間違えました！更新と一緒に訂正します！！ご指摘ありがとうございます！！ (2020年8月18日 13時) (
レス) id: 017d14f16c (このIDを非表示/違反報告)
そすじゅぺん - 9話目のはおくんの自己紹介で「ソン・ミョンホ」となっていますがこれはお話ようでしょうか？ちなみに韓国名は「ソ・ミョンホ」です。 (2020年8月17日 22時) (レス) id: 29224f56f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸‐yuki‐ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/itkt06081/
作成日時：2020年8月14日 18時
