Story：１５ ページ15
暫くはスニョンが私の肩を抱いて、スニョンの胸板に頭を預けた私の頭を
撫でている状態で居た。
落ち着くし、何よりも安心する。
目を閉じればこのまま眠れるし、相談もしやすい。
「…スニョア」
HS「おっふ…どした？」
「…ここの人達なら、信用…できる、かも…」
HS「…そうか、それでも正体を明かすのはもう少し先に…」
そう言いかけると、ドアが開いた音が聞こえた。
ジス先輩がにこりと笑い、私達を見る。
JS「スニョン、A、ご飯だって」
「はい」
HS「はーい！」
JS「あ、あとさ」
「？」
ニコニコ笑ったまま私を見つめるジス先輩が怖くて、スニョンの服を強く掴む。
スニョンも、気付いてくれたようで私の手を包んだ。
２人で何言われるか、警戒しながら続きを待つ。
JS「…Aの正体のお話し、リビングで聞くからね？」
そう言って、ドアを閉めて去って行ったジス先輩。
正直、聞かれてたとは思わなかった。
気配もしてなかったし、スニョンも声は抑えてた方だから、聞こえるはずはない。
HS「…ごめん、本当にごめん…兄失格だわ…全ての元凶は俺じゃねーか…」
項垂れたスニョンを慰めて、とりあえずリビングに行くように言う。
手を繋いで、リビングまで項垂れているスニョンを連れて行く。
全員でご飯を食べて、食器を洗うとジス先輩に呼ばれる。
リビングに戻ると、全員集合していた。
その光景を見て、私の目は死んだ魚の目をしているか、仏様みたいに
悟り顔になっているのだろう。
あ…もう、逃げられへん奴やん。
終わった(笑)。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 298人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
幸‐yuki‐(プロフ) - そすじゅぺんさん» ごめんなさい！普通に打ち間違えました！更新と一緒に訂正します！！ご指摘ありがとうございます！！ (2020年8月18日 13時) (
レス) id: 017d14f16c (このIDを非表示/違反報告)
そすじゅぺん - 9話目のはおくんの自己紹介で「ソン・ミョンホ」となっていますがこれはお話ようでしょうか？ちなみに韓国名は「ソ・ミョンホ」です。 (2020年8月17日 22時) (レス) id: 29224f56f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：幸‐yuki‐ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/itkt06081/
作成日時：2020年8月14日 18時
