石百六十六個 ページ44
銀狼君を撃破したことにより千空に歓声があがる
スイカ「なんだか、村のみんなが一つになったんだよ・・・もしかして銀狼はこれを狙ってわざと悪役に・・・」
「「「『それはない』」」」
金狼君、コハクちゃん、カセキのおじいちゃん、私の声が重なる
カセキ「結果オーライなだけじゃ」
この時、私は気づくべきだった
クロム「おぅ・・・やったぜ、これでカンペキに村が科学王国になって・・・ルリを助けられる」
まさかクロム君が気絶してしまったなんて
〜余談〜
ジャスパー「第二回戦、第三試合A、千空前へ！」
名前を呼ばれたので千空の前にたつ
もちろん武器を持って
ちなみに私はコハクちゃんと同じ二刀流である
本来ならば、私か千空のどちらかが降参すればいいのだが私はしない
こんなストレス発散できる機会、他になし！
ジャスパー「始め！」
こんな闘いやったことないけど
とりあえず、振り下ろす！
『ごめん千空、私のストレス発散に付き合ってくれ！！』
千空「いや、なんでだよ！？」
先ほどの試合と同様、攻撃から逃げ回る千空
やばい、少し弄りたくなってきた
無意識のうちに口角が上がるのがわかる
そんな私を見て、千空が冷や汗を流す
千空「テメー、昔から度々あったな、それ！いい加減なんとかできねぇのかよ！」
『あははは、ごめん、無理！』
そう、なぜかわからないが
私は昔から無意識の内にストレスを溜め
それらを発散するため
相手を弄りたくなる衝動に駆られてしまう
普段は体力バカな大樹君に相手してもらって自分の体力の限界まで暴れてたっけ
スイカ「なんだか、Aがとても逞しく見えるんだよ」
コハク「ああ、見るからに闘いにおいては素人だが、筋はいい。鍛えれば強くなるぞ」
時間にして数分たち、外野の声が小さく感じる
だんだん息が荒くなってきた
相変わらず体力がないな〜私って・・・
気づけば私は地面に倒れていた
おそらく体力切れだろう
ジャスパー「勝者、千空！」
歓声が上がる中、私は倒れたまま大きく息を吸う
そんな私の顔を息を乱した千空が覗き込む
千空「・・・ったく、これで落ち着いたか？」
『うん、たぶん・・・』
千空「もうこんなの二度と御免だからな」
『あはは・・・ごめんごめん・・・』
妙な達成感と疲労感を抱えながら千空に腕を引っ張られた
残るは決勝のみ！
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御霊t(プロフ) - ろいさん» 応援コメントありがとうございます。これからも頑張ってまいりますので、暖かい目で見守ってくださると幸いです (2020年2月10日 20時) (
レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - いや…ほんと夢主ちゃんと千空の距離感好き…応援しています！これからも頑張ってください！！ (2020年2月10日 16時) (レス) id: d96f184469 (このIDを非表示/違反報告)
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