石百四十九個 ページ27
千空「石菖とか空じゃねえかよ」
クロム「川のそこら中に生えてる草か」
銀狼君、一体どんだけ材料食べたんだ？
スイカ「スイカが摘んでくるんだよ！！」
するとコンパクトサイズになるスイカちゃん
スイカ「試合に出れないスイカだって、みんなのお役に立つんだよー！！」
ゴロゴロと転がって川の方へ向かっていった
でもなんだろう、胸騒ぎがする
『何もなければいいんだけど・・・』
こうして御前試合、第一試合が始まろうとしていた
両者武器を持ち、睨み合い開始の合図を待つ
緊張がはしる中こっちの方へ急いでやってくる人影が
確か名前は・・・マントル君？だったかな？
マントル「あいー、コハクちゃーん！！大変ですよー！！川に薬草摘みに行ったスイカちゃんが溺れてるんですよー、一番動けるコハクちゃんがすぐ助けに行ってあげないと死んじゃいますよ〜」
マントル君の話の内容に私たちは眉をよせる
千空「100億％ウソモロだしじゃねえか！」
即答する千空にマントル君は一瞬フリーズ
マントル「ウソじゃないですよ〜、川でたまたま通りかかったら見たんですよ〜」
見るからに嘘八百を並べるマントル君
そうしてる間に千空とクロム君がやってきて
マントル君をぐりぐりと踏んでいた
橋の上だから二人がゆらゆら動く
クロム「川でたまたま溺れてんのみかけた奴が、なんで薬草摘みに行ったって分かんだよ？」
千空「俺ら科学チームと頭でバトりたきゃ、100億年後に出直してこいモロだしバカ」
しかし、コハクちゃんは千空を止めた
コハク「ウソだと分かっていても、万に一つウソでなかったら？スイカを死なせることになる」
『コハクちゃん・・・』
千空「コハク、テメーはマグマを倒す最終防衛線だ。テメーが今抜けたら・・・」
コハク「だが、運動能力からスイカを助けられるのは私しかいない。ウソとわかっていても私は川に行かねばならない」
ニタニタと笑みを浮かべるマントル君
私とコハクちゃんはそんなマントル君を睨む
コハク「卑劣な男だ。マントル、貴様・・・」
『ほんと、はらわたが煮えくり返るくらいムカつく奴らだね・・・』
一発蹴りでも入れてやろうかと思ってしまう
そして、私たちが止める間もなくコハクちゃんはいってしまった
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御霊t(プロフ) - ろいさん» 応援コメントありがとうございます。これからも頑張ってまいりますので、暖かい目で見守ってくださると幸いです (2020年2月10日 20時) (
レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - いや…ほんと夢主ちゃんと千空の距離感好き…応援しています！これからも頑張ってください！！ (2020年2月10日 16時) (レス) id: d96f184469 (このIDを非表示/違反報告)
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