石百四十八個 ページ26
そんなピンチの時でも千空は不敵に笑う
千空「ククク、まあしゃあねえ、ラッキー前提は科学使いの考え方じゃねえ。最悪のカードでもやれることをやるだけだ」
そう言って液体の入ったガラスの瓶を見せる
千空「謀略の御前試合はドーピングで勝つ！！王国特製、科学のパワーアップドリンクだ！！！」
『その言い方だと、石化前の時代だったら一発でアウトなやつだよ・・・』
なんか、一瞬液体の気泡の形がドクロに見えたんだけど
『だ、大丈夫かな・・・？』
コハク「まためっぽう怪しい薬だな」
千空「ククク、素材がありゃそうしたがな。残念ながらド健全だ」
『ちなみに原材料は茶ノ木、ハチミツ、石菖の３つだよ』
私は自分の指を３本立てる
千空「カフェインで覚醒！石菖でクールに！ハチミツで血糖値ブチ上げ！」
千空が説明している間に私はいつの間にか空になっているガラスの瓶を見つめる
ん？なんで空っぽになってんの？
そして千空の後ろに人影を発見する
金狼君も気づいたようで、一緒にその人影との距離を縮める
千空「このストーンワールドじゃ、正にドーピング・・・」
次の瞬間、金狼君がその人影にげんこつを落とし
その隙に私はその人影が持っていた壺を取り上げる
『何してくれてんの！？銀狼君！！』
金狼「全部飲む奴があるか！！！」
銀狼「うええぇ、もうないの！？」
そう、その人物は銀狼君だった
銀狼君の口元から原材料である石菖がはみ出ている
銀狼「しょうがないじゃんかぁああ！あのトーナメント順だと金狼がマグマに負けちゃったら、僕がマグマに勝たなきゃなんだからぁああ！！」
『だからって、これはないよ銀狼君』
私が持つ壺の中身を見たクロム君
銀狼君から取り上げた壺の中身は空っぽだった
クロム「材料まで生で食ってやがる」
銀狼君が頼りないことはわかっていたけどここまでとは・・・
もはや怒りを通り越して呆れるしかない
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御霊t(プロフ) - ろいさん» 応援コメントありがとうございます。これからも頑張ってまいりますので、暖かい目で見守ってくださると幸いです (2020年2月10日 20時) (
レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - いや…ほんと夢主ちゃんと千空の距離感好き…応援しています！これからも頑張ってください！！ (2020年2月10日 16時) (レス) id: d96f184469 (このIDを非表示/違反報告)
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