石百四十五個 ページ23
えーと、一つ思ったことが
周りからの視線が痛い
いや、まぁ村の外の人間だからね
わからないわけでもないんだけどね
？「千空さんと・・・Aさん、ですね？」
呼ばれて振り向くとそこにはコハクちゃんに似ている女の人がいた
周りが騒いでるからもしかしてこの人がコハクちゃんのお姉さん？
千空「テメーが巫女のルリか。ククク、よ〜やくご対面だな」
ルリ「・・・どうしても、聞かねばならないことがあるのです。千空、A。貴女方の苗字はなんですか？」
私と千空は息を飲んだ
しかし、村の人たちにはわからないらしく
ガンエン「みょう」
シャベル「じ・・・？」
ルリ「苗字とは名前の上につくもう一つの」
千空「あ〜、知ってる知ってる」
村の人たちの反応からしてこの村に苗字の文化はなさそう
でもルリさんだけは知ってた？
一体どうして・・・
ルリ「もしかして、貴女方は・・・」
ルリさんが目の前で地面に倒れこむ
ジャスパー「ルリ様！」
コクヨウ「歩かせるからだ、すぐ運べ！」
ターコイズ「よそ者！巫女様に近づくんじゃないよ！！」
ルリさんが担架で運ばれていった
『どんどん謎が増えたね』
千空「ああ、こっちも聞きてえことが山ほどあんだ。優勝さした金狼がルリと結婚したら、じっくり聞き込みタイムといこうじゃねえか」
『そうだね・・・』
運ばれていったルリさんの方を見る
マグマ「ムハハハ、こりゃいい！ルリの奴、わざわざ俺が殺さねえでも結婚してすぐくたばってくれんなら、それまでは俺が喜ばせてやるよ」
マグマ君の言葉に一瞬にして、頭に血がのぼった
確かに、コハクちゃんが怒るのもわかる
こんな人にルリさんをお嫁さんにしちゃいけない
握りしめている拳に力が入る
千空「落ち着け、A。らしくねえぞ」
千空の声で一気に頭の熱が冷めるのがわかる
感情的になっては物事はうまくいかない
何回か深呼吸をし、気を落ち着かせる
『ごめん、千空。少し熱くなっちゃった』
千空「ったく、気を付けろよ」
頭に血がのぼったのは私だけではなく
コハクちゃんも同じらしくマグマ君に掴みかかろうとする
それをクロム君が止める
そんなクロム君の横顔を見てついさっきの出来事を思い返した
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御霊t(プロフ) - ろいさん» 応援コメントありがとうございます。これからも頑張ってまいりますので、暖かい目で見守ってくださると幸いです (2020年2月10日 20時) (
レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - いや…ほんと夢主ちゃんと千空の距離感好き…応援しています！これからも頑張ってください！！ (2020年2月10日 16時) (レス) id: d96f184469 (このIDを非表示/違反報告)
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