石百四十三個 ページ21
だが、ここで引き下がる二人ではなく
千空・銀狼「「どうぞどうぞ」」
二人揃って金狼君に反論する
あまりのゲス顔に金狼君もたじろく
千空「金狼、テメーが一番マグマに勝てんだからな。体力温存して勝ち上がりゃいいんだよ」
金狼「む、ぐ・・・」
押されている金狼君に追い討ちをかけるように銀狼君が続く
銀狼「金狼は八百長なんてしなくていいよ？僕らが勝手にまいったーって言うだけ！なんか問題ありますぅ〜？」
なんだろ、二人の舌が蛇のように長くなって金狼君の顔を舐めまわしているようにしか見えない
この二人、一緒に組ませると怖いな・・・
金狼「貴様ら・・・とても正義とは思えんぞ、その顔！」
うん、そこは同意見だ
思わず頷いてしまうのは仕方ないことである
すると金狼君はそばにいたコハクちゃんに問いただす
金狼「コハク！お前はどうなんだ・・・八百長など！試合を汚してもいいのか！？」
金狼君の問いに一瞬、真剣な面持ちになるコハクちゃんだったが
すぐに微妙な表情になり・・・
コハク「いや、まあ・・・ルリ姉が助かる可能性が僅かでも上がるのであれば・・・」
そう言って賛成派の方へと行ってしまった
ショックを受ける金狼君
そんな彼の肩に手を置き
私も賛成派の方へ向かう
いや、一応申し込んじゃった身だし
同じこと考えてたからな・・・
千空、銀狼君、クロム君の三人は相変わらずゲス顔のまま、いい笑顔だ
こうして、スイカちゃん以外のメンバー
コハクちゃん、クロム君、千空、銀狼君、金狼君
私の六人が御前試合に参加することとなった
そして、到着から実に5ヵ月
その日、初めて千空と私は
村人の視線を浴びながら
村へと一歩、降り立った
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御霊t(プロフ) - ろいさん» 応援コメントありがとうございます。これからも頑張ってまいりますので、暖かい目で見守ってくださると幸いです (2020年2月10日 20時) (
レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - いや…ほんと夢主ちゃんと千空の距離感好き…応援しています！これからも頑張ってください！！ (2020年2月10日 16時) (レス) id: d96f184469 (このIDを非表示/違反報告)
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