石百三十九個 ページ17
コハク「ほぅ、なるほどなるほど」
何やら気配を感じとり、振り向くとそこには
腕をくんで仁王立ちしているコハクちゃん
コハク「失明に、ゾンビに、死体を溶かす薬か！なるほど〜」
なんだろ、その笑顔が怖い・・・
コハク「それを、ルリ姉に飲ます気か？？？」
千空「飲ませねぇよ！薬の調合に使うんだよ！」
どうしよう、コハクちゃんの瞳孔がものすごく開いている
眼力ヤベー・・・
千空「心配すんな、あとはヤバくねぇ薬だ。アンモニア採りに行くぞ！」
クロム「おうよ！」
なぜか外に出る二人にコハクちゃんは首を傾げる
コハク「あんもにあ？それはどこから採るんだ」
『コハクちゃんは知らなくていいと思う』
一応私は見たくないので視線を反らす
千空「あ〜、アンモニアゲット！」
ちなみにお察しだと思いますが
アンモニア＝尿なので
・・・もう言わなくてもわかるだろう
私と比べてコハクちゃんはその工程を目の当たりにしてしまったので
コハク「だからそれをルリ姉に飲ます気か？？」
もちろんこうなるわけです
しかもさらに顔がひどいことになってる
千空「だから飲まねぇよ！調合に使うっつってんだろ！」
でもこれで塩酸、クロロ硫酸、水酸化ナトリウム
これら３つをゲットできた
クロム「おーし！大体埋まってきたぜ！」
千空「実質あと３つだけだな」
『確か、後は重曹、アニリン、無水酢酸だね』
コハク「それがなんだかは全くわからんな。呪文のようだ」
千空「どれ作るにも酒がいる。逆に言や、後は酒さえゲットすりゃ・・・ついに万能薬、サルファ剤の完成だ！！」
千空の言葉にコハクちゃんとクロム君が歓声を上げる
クロム「よし！ソッコー作るぜ酒！！」
千空「ちーと時間も手間もかかんがな」
『人海戦術でどうにかなるか・・・』
さっそく作業にかかろうとする私たちをカセキのおじいちゃんが止める
カセキ「酒？？何言うとる。そんなもの明日の御前試合で優勝すれば、村から飲みきれんほど振る舞えるぞ？？」
そうか・・・その手があったか
クロム「ってか明日か！御前試合！！」
『そういや忘れてたな』
千空「ククク、タイムリー過ぎんじゃねえか。こりゃ死んでも優勝いただくしかねえな！！」
こうして今日１日が終わった
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御霊t(プロフ) - ろいさん» 応援コメントありがとうございます。これからも頑張ってまいりますので、暖かい目で見守ってくださると幸いです (2020年2月10日 20時) (
レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - いや…ほんと夢主ちゃんと千空の距離感好き…応援しています！これからも頑張ってください！！ (2020年2月10日 16時) (レス) id: d96f184469 (このIDを非表示/違反報告)
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