石百十二個 ページ30
コハクちゃんが金狼君、銀狼君の稽古の様子を見ている間
クロム君と千空はガラスを削る
私は検査用の紙を作る
三角、四角、丸と
これを三種類の形をいくつかの段階の大きさに分けて書く
これによりある程度の距離感を知る
出来上がったガラスをスイカちゃんに片目越しに見てもらい
もう片方の目を葉っぱで隠す
よく病院の眼科でやる検査と同じ要領だ
こうした工程を繰り返し
二つのガラスレンズができた
それをスイカちゃんの被り物の目の部分に嵌め込む
『おぉ！嵌まった！！』
千空「ククク、このスイカの目にぴったりじゃねえか！」
クロム「んじゃ、結局またこれかぶんのかよ！」
まあ、スイカちゃんのトレードマークのようなものだしね
そして私たちは被り物をとったスイカちゃんと共にある場所へ向かう
クロム君に道案内をしてもらい
千空が完成したスイカちゃんの被り物を手に持つ
私はぼやけて足元がおぼつかないスイカちゃんの手を繋いでいく
そして足を止める
どうやら目的地についたようだ
『スイカちゃん、今、目の前に何が見えてる？』
私の問いにスイカちゃんは目を細めて答える
スイカ「フツーにひまわりだよ？別に見えてないわけじゃないんだよ。スイカだって・・・」
そういうスイカちゃんに千空が被り物を被せる
辺りを見回すスイカちゃんの視線がひまわりの次に私達に向く
スイカちゃんの目から涙が流れてた
どうやら、成功のようだね
それから私たちは昼食をとる
スイカ「Aはもとから綺麗な人だと思ってたけど、千空もクロムも意外とカッコよかったんだね！」
クロム「意外とってなんだよ、くそ」
千空「ククク、次はいよいよガラス器具作りだな」
私達は突然笑いだした千空に目をやる
なんか、嫌な予感が・・・
千空「スイカの労働力もチョー絶レベルアップしたことだし、科学のアイテムを一気に揃えまくるぞ！」
『労働力いうな！』
クロム「いい話でまとめとけよ！！」
私達のツッコミが面白かったのか、スイカちゃんが笑い出す
スイカ「ふふ・・・あはははっ！！」
クロム「おぅ、何笑ってんだよ」
『ふふふ・・・』
さて、ちょっと様子でも見てくるか・・・
私は千空達に断りをいれて、ある場所へと向かった
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御霊t(プロフ) - のーむさん» ご指摘ありがとうございます。直しておきました (2020年5月13日 22時) (
レス) id: aa6c97b509 (このIDを非表示/違反報告)
のーむ - 石百十一個を読み返してみてください。誤字がたくさんです。 (2020年5月13日 22時) (レス) id: cdd4e197ec (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - 天月沙羅さん» 初めまして、コメントありがとうございます。最近多忙でなかなか更新できませんが、なんとか時間作っていきたいと思っております。応援ありがとうございます (2020年1月14日 7時) (レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
天月沙羅(プロフ) - 初めまして！Dr、Stoneの小説は初めて見ましたが1番この作品が面白かったです！あと、これからも頑張ってください！ (2020年1月13日 23時) (レス) id: a5a762c1d5 (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - ツネキさん» コメントありがとうございます。決勝試合にいくまでまだまだ時間がかかると思いますが、ご期待に答えられるよう更新頑張っていきたいと思っております。応援ありがとうございます (2019年12月30日 7時) (レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
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