標的２３５ ページ18
リボーン「無事みてーだな、あれがニューアイテムだ」
綱吉「あれが・・・」
その新アイテムは綱吉君の顔面に落ちる
綱吉君よりも先にその正体を見た僕は目を丸くした
綱吉「え・・・あれ、これって・・・毛糸の手袋〜！！？」
そう、ここに来てまさかのただの偏屈のない手袋だった
攻撃性の皆無なアイテムに綱吉君はショックを受ける
綱吉「こんなんでどーやって戦うんだよ！？エンツィオとか武器でるんじゃないのかよ！？手の血行良くしてどーすんだよ！！」
『た・・・確かに・・・』
綱吉君も僕も疑惑の目をリボーンに向ける
しかし、リボーンも想定外だったためか、答えに間が空いた
リボーン「・・・さーな、とりあえずつけとけ」
綱吉「なっ！？」
犬(骸)「最後まで面白かったですよ、君達は」
待つ暇もなく綱吉君に攻撃をしかけてきた
すると三叉槍は手袋にぶつかった瞬間、ガキッと音を立ててはじいた
犬(骸)「攻撃を弾かれたのか・・・？」
いや、あの独特の金属音からすると・・・もしかして・・・
僕は一つの可能性を考えた
『綱吉君！その手袋の中に何か入っていない？』
僕の問いに綱吉君は自分のつけている手袋に違和感を感じる
綱吉「ん？中に何かつまってるぞ？」
手袋を外すとそこから一個の弾丸が出てきた
綱吉「た・・・弾だ！！」
リボーン「そいつだな。よこせ、ツナ」
犬(骸)「撃たせるわけにはいきませんよ」
骸君は今度リボーンに攻撃をしかけるも身軽にかわされる
攻撃をかわしたリボーンは綱吉君の手から弾丸を奪い取る
リボーン「見たことねー弾だな。ぶっつけで試すしかねーな」
綱吉「えー！？ぶ・・・ぶっつけー！？」
隼人(骸)「させませんよ」
今度は隼人君のダイナマイトを放った
隼人(骸)「君の体を無傷で手に入れるのは諦めました」
綱吉君にダイナマイトが迫る中、銃に弾丸をセットするリボーン
僕はそれをじっと見守っていた
リボーンの腕ならば間に合うと思ったからだ
隼人(骸)「間に合うものか」
目の前で爆発が起きる
それでも僕はただただそれをじっと見つめるだけだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
