反日VS男恐怖症２ (ページ4)

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YG＿ページ4

「はぁ…。」

まだ唇にAの感覚が、体温が残っている

わずかだけど心地良い

ガチャ

ぼうっとしてたら前のドアが開いた

NJ「ユンギ……」

「あぁなにか？」

NJ「Aのこと好きなの？」

「え、」

いやまさかそんなこと聞かれるとは思わなくて

てか、え？あぁ見られてたパティーンだわ

「好きですよ、そちらも好きなんでしょう?」

NJ「好きですよ、これでハッキリしましたねー、これからはライバルですよ？」

「望むところですよ」

お互い敬語なだけでなんか……本気だなって伝わってくる

ライバル…
か、、、

でもあいつ、、、男恐怖症だかんな

まだグガとかよりは懐いてくれてんだろうけど

でもまずは……Aの精神状態を正さねぇとな、あいつに信頼されねぇと

　

JK「ヒョン……相談乗ってくれます？」

あぁ我が弟よ、、相談。

俺が乗ってほしいよ

「おう、なんだ？」

『俺、Aがスキなんです。』

JK「でもあいつ男恐怖症でしょ？だから懐かれてなくて、、どうすれば懐いてくれますかね」

「それは、グガになにか恐怖心を抱いてるんじゃないのか？なんかしたか？」

JK「………っ」

おいおいなんかあったな

「あるんだろ？なんだ言えよ」

JK「…」

「ほう言わないってか？絶対聞くからな」

なにがなんでも聞き出してやろう。このときなぜこんなにも興味を持ったのか不思議だ。

このとき聞かなければ良かったと今更後悔した

JK「男恐怖症になったのは俺が原因なんです。俺が、、あいつの袖をめくったんです。」

「は……?」

JK「リスカの跡を無理に見ちゃったんです。その時からAが好きで、からかってたんですよ、いつも長袖だからめくってみたら、、跡だらけで、」

「…」

JK「それからAは虐められるようになって転校してったんです。それから今の今まで会ってなくて、またさっきたまたま見ちゃったんです。今も切っているとこ」

「そうか…」

正直なにも言えなかった。

いや、正しくは言葉が出なかったのかな

衝撃的で、、そのグガがしたことにもだけど、何より、、あいつとグガが知り合いってことに
ビックリした。