【短編】好きな人は俺じゃない人のもの

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私の好きな人！



しつこいほど追いかけ回して


「ウザイ」っていわれても隣をあるいてた


体育用のジャージを借りてしばらく匂いをかんでたり、


ストーカー並に一緒にいた大好きな幼馴染み


成長するごとに背中が大きくなってって


いつしか私を追い越して見下す角度になっていたね


大きくなるごとに気づいてった


むくわれない恋だって


私は弱いし泣き虫だから


支えてくれる人がいないと。


それは今の彼だった

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