37.宝物 ページ48
これは１０年後のストーリーです。
「おはよう!海斗!」
光は笑顔で手を振る。
今日は日曜なので、お出かけをすることになった。
すると、海斗がじっと光を見てくる。
「光って、中2の時と雰囲気変わったよな。」
「そう?」
そう言われて見ればそうかもしれない。
中2の時は友達もいなかったし、周囲の子達を下に見てた。
でも、あの事故から何か変われたきがする。
どこに行こうかと街を歩いていたら一つのポスターが目に止まった。
『不思議の国のアリス展』
いつの間にか光はそのポスターに釘付けになっていた。
それを見た海斗が声をかける。
「そこいく?」
「いや、いいよ!こんなところ、海斗はつまらないでしょ?」
「そんなことないよ。俺も気になってたし。なんか最近アリスって言葉に反応するんだよな。」
まさか海斗もなんだろうか？
光はお礼を言いながらその美術館へ足を運んだ。
美術館のフロントでお金を払うと、中へ入った。
「すごい!」
中はアリスが穴に落ちる絵、ハートの女王との絵、お茶会のシーンの絵など、いろんな絵が飾ってあった。
すると、光たちの元に一人の従業員さんがやってきた。
「アリス、好きなんですか？」
その人はカードに立石やまとと書いてあった。
「はい。なぜか、アリスに心引かれるものがあるんです。」
「私もです。どうぞ楽しんでいってください。」
そういうと男性は去って行った。
「どこか出会った気がするんだよな。あの人。」
海斗が呟く。
光もそれは思った。すると、光は海斗のカバンについているキーホルダーに気づいた。
それは、全く光のものと同じだったから。
「それ、私も持ってる!」
光は海斗にキーホルダーを見せた。
「本当だ!でもさ、俺、このキーホルダー、絶対に捨てちゃいけないって思うんだ。」
「私も。」
お兄ちゃん。最後まで私たちのことを思ってくれてありがとう。
光はぎゅっとキーホルダーを握りしめた。
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
ラッキーアリスキャラ
公爵夫人
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いちうさぎ - たいやき帝国さん» ありがとうございます!すっごい嬉しいです! (2019年6月3日 20時) (
レス) id: 28959445f3 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき帝国 - いちうさぎさん» リク完了致しました!ご確認ください! (2019年6月3日 10時) (レス) id: c9d3db91be (このIDを非表示/違反報告)
いちうさぎ - みなさーん。コメントお願いしまあす!!(^-^)/ (2019年5月8日 18時) (レス) id: 28959445f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちうさぎ | 作成日時：2019年5月6日 17時
