35.海斗side ページ46
まばゆい光が3人を包む。
俺は目を開けていられず、目を閉じる。
翔太、ありがとう。
そしてだんだんと光が消え、目の前が真っ暗になった。
再び目の中に光が舞い込んできた。
何があったんだっけ?そんなあやふやな記憶のまま、海斗は一気に目を開ける。
そこには、母さんと父さんが心配そうに覗き込んでいた。いもうともこちらをしんぱいそうにみている。
懐かしい匂い、タンス、机、ソファ。俺の家だ。
「海斗!よかった・・・。」
母さんが俺を抱きしめる。
ちょっときつかったが、知らずのうちに顔がほころんでいた。
俺の記憶通り、俺は帰り道に交差点で光と一緒にトラックに引かれたらしい。
原因は、トラック運転手のよそ見運転。
頭を思い切りぶつけて、意識不明になったらしい。
俺の頭には包帯がぐるぐる巻きにされていた。
すると、電話をしていた父さんが戻ってきた。
「海斗!光ちゃんも意識が戻ったらしい!」
「やった!」
これで光の意識が戻っていなかったら俺はひどく悔やんだだろう。
その時、俺は何かを握りしめていることに気づいた。
「キーホルダー?」
こんなキーホルダー、買った覚えはない。
キーホルダーの中には、3人一人づつのコメントが書いてあった。
なんだかそれがすごく懐かしく感じて、俺はベッドから降りた。
「ちょっと、光のところ行ってくる!」
俺はそう言って家を出て駆け出した。
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西 - この方角に福があるはずです
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いちうさぎ - たいやき帝国さん» ありがとうございます!すっごい嬉しいです! (2019年6月3日 20時) (レス) id: 28959445f3 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき帝国 - いちうさぎさん» リク完了致しました!ご確認ください! (2019年6月3日 10時) (レス) id: c9d3db91be (このIDを非表示/違反報告)
いちうさぎ - みなさーん。コメントお願いしまあす!!(^-^)/ (2019年5月8日 18時) (レス) id: 28959445f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちうさぎ | 作成日時:2019年5月6日 17時