【リレー小説】希望と絶望、人類の【第1頁】

11.教室【エマ・ホワイト/時計】 ページ11

(どこに行けばいいんだろう,,,)





エマは困惑していた。なぜなら、教室に行くために見取り図を見たが、教室が記載されていなかったからだ。
何度も見取り図を見たが、やはり教室はなかった。





(どうしよう,,,,,,もしかして、私だけ？)






そう思い周りを見たが、皆困った様子で見取り図を見ていた。横にいるヴァルもキョロキョロと周りを見渡している。





(,,,誰か場所を知っている人はいないのかな,,,)





エマは話しかけるのが苦手だ。しかし、こういう時は仕方ない。そう自分に言い聞かせ、エマは目の前にいる人に話しかけた。





｢あ、あの,,,,,,教室の場所って知りませんか？｣

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