ケーキパラダイス ページ15
目の前には、ケーキ、ケーキ、ケーキ
テーブルは確かに大きいし、大人数用なので沢山料理が置けるようになっている
だが、テーブル一杯に置かれているのはスイーツ
いつの間に此処はスイーツパラダイス、略してスイパラになったのかな？
このゲームの世界ではスイパラなんてないはずなんだけどなぁ
なんて白目になりそうな勢いで、私は胸焼けしそうだ
それをオスマンとグルッペンは頬一杯に詰め込んで、美味しいと謳う
ふと、コネシマを見れば嫌そうな顔でスイーツを睨んでいる
そうか、確かゲームのプロフィールで甘いものが苦手って書いてあったな
os「べネット、食べへんの？美味しいで？」
「え、えぇ、食べるわ。けど、お昼にサンドイッチを食べすぎてしまったみたいだわ」
gr「べネット、お前昼は何も食べてないだろ」
おぉう、なんで知っとるんじゃワレェ
確かに今日は私は何も食べてない、お腹すいてなかったし。最近太ったような気がしたからだ
ut「べネットちゃんべネットちゃん。俺に食べさせてくれへん？あーんって！」
急に喋りかけてきたからなにかと思えば、流石は女誑し
甘いマスクで自信の口をトントンと人差し指で叩いて、にこりと笑った
ci「あ、コネシマさん。紅茶あったんで取ってきましたよ！」
kn「おぉ！気が利くなぁ！チーノ！！」
あっちではチーノがコネシマに紅茶を渡していた。紅茶にしては色が濃いような
まぁ、私は全部の茶葉の色なんて知らないし気のせいだろう
取り合えず、私の分のケーキを一口だけ切り取って鬱の前に差し出す
ut「え.....えぇの？」
「あら、自分から言っておいて撤回しますの？」
ut「しいひんしいひん！やってくれると思わんかったわぁ」
「では、あーん」
ut「あー.....」
鬱の口にケーキを入れようとする
それは入れようとするだけで、そのケーキはグルッペンの口に何故か入っていく
ut「ちょっ！グル氏！！？？何横取りしてんねん！！」
gr「ふっ、お前にさせるわけないだろ！」
ut「べネットちゃんからのあーんは男のロマンやろ！」
gr「俺だけの特権に決まってるだろ！！」
何を言い争っているのか、ミシアを見れば普通にケーキを楽しんでいた
あぁ、癒し
私も甘ったるいケーキを口に運ぶ、甘いなぁ
ミ「べネット......間接き、キスだよ？」
「え？」
ミ「えっ」
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漫画好きのいーちゃん(プロフ) - この神作品を読ませてもらってます！最高ですね…！無理せずに自分のペースで更新してくださったら嬉しいです！ (2022年4月16日 5時) (
レス) @page19 id: 57dc241e9e (このIDを非表示/違反報告)
れい - いやもうまじて最高です。神ですか？？？神ですよね！！！凄く続きが気になりますが、自分のペースでお願いします！！！お身体には気をつけてくださいね。 (2021年11月29日 23時) (レス) @page19 id: 08c8717c32 (このIDを非表示/違反報告)
伊予 - 続きが気になります！ (2020年8月15日 0時) (レス) id: 9946691f54 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - シさん» わわっ！ありがとうございます！今は少しだけスランプで書けていないので終わればどしどし書きたいなと思います！(*´∀｀) (2020年7月4日 19時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
シ - 読ませて頂きました。とても面白かったです。続きが読みたい…けど健康第一に考えて投稿してくださいね？ (2020年7月4日 12時) (レス) id: 86566bce55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2020年3月12日 1時
