戦争 ページ29
やっと宣戦布告が届き、戦争を買う
作戦通り、カイビル谷で対戦する予定だ
今はカイビル谷で先回りをし、敵を待ち伏せる
準備はもう終わった
後は対戦するだけと言う所だ
離れた所からカイビル谷を見渡す
入り組んでいるが、見渡しはいいほうだ
「なぁ、グルッペン」
gr「はい」
「この戦争、勝つと思うか？」
そう聞くと、少し驚いたような顔をする
gr「陛下は、自信がないのですか？」
「いいや、ある。だが万が一の事もあるだろう？」
gr「そうですね、ですが私は勝つと思いますよ」
グルッペンははっきりと言う
「そうだな」
自信が無いわけではない、だが何処か戦争の作戦など考えたこともない私に出来るのだろうか？
指揮を任せてもいいのか？
作戦は申し分ないが、不安ではある
gr「大丈夫ですよ、陛下が思っているよりも我々は強い」
グルッペンは見渡しながら言う
兵は意気込んで待ち伏せている
コネシマが勝つぞ！と声を掛けると兵は叫ぶ
私は少し、笑う
何だ、心配などいらないな
前世ではただ知識が無かっただけで、兵は充分すぎるくらい強い
何て言ったって、無茶ぶりな前世の私の指示をこなすのだからな
少しすると、敵が来る
馬に乗り此方に向かってくる
どうやら、止まらないで正面突破する作戦だろう
勢いに体を任せる作戦ほど、弱い
現場ではトントンとエーミールが仕切っているだろう
念のため、言うか
「トントン、相手は正面突破する作戦だろう。だから近戦部隊を使って足止めだ
そこで遊撃隊を投入、多分恐れおののくだろうからそこを狙え
敵の数より私達の兵の方が多い、そして技術も
全てを満遍なく使え」
tn「Yes モルト」
インカムからトントンの了承する声が聞こえる
さぁ、私は戦を見極めなければ
すると、急に目の前に人が現れる
気配を感じなかったっ.......！
グルッペンが私を守るように前に出る
銀の髪に赤い瞳、口角が弧を描くように上がっている
銀髪の彼はナイフを振り回し、私を切りつけてくるが
グルッペンが全て跳ね返す
gr「何者だ」
グルッペンの低音の声が、もっと低く獣が唸るような声を出す
「お初目に掛かります、モルト国王陛下」
赤い瞳に私を写す
その目は子供のような好奇心が見えた
だが、鋭く目を釣り上げ口角を弧のように上げている
「我がmonarch、お迎えに来ました」
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一縷(プロフ) - 悪さん» 教えていただきありがとうございます！！ (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
悪 - 副隊長が副体調になってるっすよ (2019年11月5日 20時) (レス) id: 43b391190f (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - リズさん» 大丈夫ですよ〜！ありがとうございます！！(*^^*) (2019年11月3日 10時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - すみません！一個前の質問を取り下げさせてくだい！小説をよく見ていませでした汗男性主ですね！これからも応援しています！更新頑張って下さい！ (2019年11月3日 3時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 更新お疲れ様です！モルト国王陛下のに一生ついていきたくなっちゃいました！こんなに素敵な作品に出会えてとっても嬉しいです！質問なのですがモルト国王陛下って男性ですか？これからも応援しています♪更新頑張って下さい(*′ω′)b (2019年11月3日 2時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2019年8月11日 22時
