休憩 ページ23
此処何週間で色々な事がありすぎて精神的に就かれているのだろう
体が怠い
まだまだこれからも事態は悪くなるのだが
今だけは平和だから少し休むか
久しぶりに庭に出て、テラスに座る
ただ日光浴をしていただけだが、コトッとテーブルに紅茶が置かれる
em「モルト国王、紅茶はお好きですか？」
エーミールか
「あぁ、好きだ」
em「どの紅茶がお好きですか？」
「そうだな、ウバが好きだな」
ストレートで飲むのも好きだが、ミルクを入れると爽やかな風味になるのも捨てがたい
em「では、ウバを淹れますね」
エーミールが硝子のカップに注いでいく
「何故、急に私に紅茶を淹れてくれるんだ？」
てっきり、私は嫌われているものだと思っていたが
em「最近お疲れの様なので、紅茶でも飲んでゆっくりしていただければと」
そんな事を考えてくれていたんだな
「なら、エーミールも茶を飲まないか？一杯だけでもいい。私の話し相手になってくれ」
em「御心のままに」
エーミールが向かいの椅子に座る
その後はただ世間話をした
楽しいものだな
すると、花を持ってひとらんらんが来た
ht「テーブルに置かれている花瓶に何も無いなんて寂しすぎますよ」
なんて言って、テーブルに置かれている花瓶に花を差す
花を差してひとらんらんは行こうとするので引き留める
「ひとらんらんも、お茶を飲まないか？」
ht「.......！喜んで」
ひとらんらんが椅子に座る
「エーミール、すまないがお茶を淹れてくれ。私では上手くいかないのでな」
エーミールの紅茶は絶品だ
どうしたらこんな美味しくなるのか不思議なものだ
充実した休憩だった
エーミールとひとらんらんの事を知れたのは嬉しいことだ
空は赤に染まっていた
「すまない、引き留めてしまって」
em「いえ、凄く楽しかったですよ」
ht「お花の話も出来ましたし」
嬉しそうに二人は笑う
「ふふっ、私も楽しかった。また付き合ってくれるか？」
em「喜んで」
ht「勿論」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1499人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一縷(プロフ) - 悪さん» 教えていただきありがとうございます！！ (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
悪 - 副隊長が副体調になってるっすよ (2019年11月5日 20時) (レス) id: 43b391190f (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - リズさん» 大丈夫ですよ〜！ありがとうございます！！(*^^*) (2019年11月3日 10時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - すみません！一個前の質問を取り下げさせてくだい！小説をよく見ていませでした汗男性主ですね！これからも応援しています！更新頑張って下さい！ (2019年11月3日 3時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 更新お疲れ様です！モルト国王陛下のに一生ついていきたくなっちゃいました！こんなに素敵な作品に出会えてとっても嬉しいです！質問なのですがモルト国王陛下って男性ですか？これからも応援しています♪更新頑張って下さい(*′ω′)b (2019年11月3日 2時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：一縷
| 作成日時：2019年8月11日 22時
