パーティー 2 ページ21
人が激しく行き交い、簡単に抜けられない
しかも、こんなに詰まっていれば暗殺者は逃げやすい
裏からは出れないだろうから、国王か護衛に変装でもしているのだろう
思い出せ、全て暗記したはずだ
国王は勿論、護衛まで全て話のネタに出来るように
違和感はないか？
知らない顔は居ないか
周りを見渡す
だが、人が多くて見れない
いいや、見なければならない
国の頂点達のパーティーは入れさえすれば暗殺するにはうってつけだ
護衛はいるが、国の王同士で話している際に護衛は着けない
そこで護衛が見えない所に国王が来さえすれば暗殺はいとも簡単に出来る
だが、近づくには難しい
なら変装をすれば通り際にナイフやらなんでも刺せばいい
入りさえすれば、警備はガバガバだ
その分、入るのが困難だが
そう考え、周りをよく目を凝らして見る
ある違和感が体を巡る
何かが違う
誰かが違う
「グルッペン、トリミア国のクアイラン国王を捕まえてくれ」
gr「.......Yes モルト」
グルッペンが素早くクアイランを捕まえようとする
どうやらゾムも加担するらしい
だが、クアイランは王の動きとは思えない程に避ける
決まりだ
「そこの者を捕らえよ！！暗殺者がクアイラン国王に成りすましている可能性がある」
zm「Yes モルト！」
ゾムがクアイランの後ろに飛び、ナイフを首に付ける
クアイランは勘弁したように手を上に上げる
グルッペンが手を拘束し、ゾムが自害をしないようにクアイランの体を見る
「お前は誰だ、クアイラン国王は何処にいる？」
ク「何をおっしゃるのですか？私がクアイランです」
そう言って綺麗な笑顔をする
「違和感があったのだ、先ずはその笑顔。そして紛れ方」
ク「紛れ方？」
「クアイラン国王は人に紛れるのが得意だ
これだけ人がいるなら溶け込むこともできる存在を消すように
だが、お前からは存在感が感じた」
気味の悪い笑顔ではないのが結構な理由を締めるのだがな
ク「........そんなので、分かるなんてな」
グルッペンが顔を剥ぐ
クアイランの顔が無くなり、暗殺者の顔が現になる
「ゾムとコネシマ、そいつを城に連れていけ。あとは任せる」
kn「御意」
zm「御意」
「グルッペンとトントンはクアイラン国王探してくれ」
グルッペンとトントンがすぐに探しに行く
私は、事態の収集に掛かるか
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一縷(プロフ) - 悪さん» 教えていただきありがとうございます！！ (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
悪 - 副隊長が副体調になってるっすよ (2019年11月5日 20時) (レス) id: 43b391190f (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - リズさん» 大丈夫ですよ〜！ありがとうございます！！(*^^*) (2019年11月3日 10時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - すみません！一個前の質問を取り下げさせてくだい！小説をよく見ていませでした汗男性主ですね！これからも応援しています！更新頑張って下さい！ (2019年11月3日 3時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 更新お疲れ様です！モルト国王陛下のに一生ついていきたくなっちゃいました！こんなに素敵な作品に出会えてとっても嬉しいです！質問なのですがモルト国王陛下って男性ですか？これからも応援しています♪更新頑張って下さい(*′ω′)b (2019年11月3日 2時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2019年8月11日 22時
