遠戦部隊 ページ16
さぁ、次は何処に行こうかと考える
やはり、近戦部隊の次は遊撃部隊か
だが、適当に歩いていると、遠戦部隊の訓練場に着いた
遠戦部隊の訓練場は近戦部隊よりかは小さいが、横に広く
銃をや弓を扱うのに最適の訓練場だ
遠戦部隊の隊長は確か鬱だったな
鬱は情報隊と掛け持ちだったか
城内に訓練場があるため、扉を開けなければならない
いや、自分で開けるのがいやと言うわけではなく
扉を開けて目立つのが嫌なだけだ
扉の前で悩んでいると、トントンが廊下の向こうに見えた
tn「.....！モルト国王！」
そう言うと、跪こうとするので止める
「膝待つかなくて良い、それよりどうしたのだ？」
tn「いえ、大先生に用事があって.....」
「大先生？」
tn「あ、鬱の事です」
ほう、大先生って呼んでいるのか
私も呼んでみようか
何故か、トントンが急いでいるように見えたので扉を開ける
すると、扉の音が意外にも大きかったせいで全員が此方を見る
だが、目線が気にならなくなった
何故なら、トントンが凄い形相で鬱を睨んだからだ
ut「げっ、トンち」
tn「大先生？何でお気楽に書類も終わらせないで訓練してるん？期限過ぎとんやぞ！！」
どこから出したか、剣を振り回しながら鬱に走っていった
鬱は瞬時に足を回れ右をし、走って逃げる
逃げても限界はあるわけで
私が扉の前に立っているため、この訓練場から逃げられない
ut「待って！！何で陛下が居る前で逃げなあかんの！？」
tn「処刑にでもしたろか！？」
ut「あぁん、ちゅめたい！」
これが日常茶番なんだろう
部下たちも平気で訓練を再開し始めた
しまいにはトントンに応戦している
此処は去った方がいいか？
丁度トントンが鬱を縛り上げた所で話しかけられる
tn「申し訳ございません！！」
そう頭を下げられた
因みに鬱は端に適当に縛り上げられて置かれていた
「いや、大丈夫だ。まぁ、書類をしないのが悪いしな」
いや、私もしてなかっただろ
自分で言って反省する
tn「遠戦部隊に、何か用が？」
「いや、ただ訓練を見ようとな」
tn「そうですか、すみません邪魔をしてしまって」
「いや、邪魔をしたのは私の方だ。気にしないでくれ」
いや、本当に此方が謝らなければならない
トントンは失礼しますと言って、鬱を引きずって行った
少し訓練を見たら次に行こうか
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一縷(プロフ) - 悪さん» 教えていただきありがとうございます！！ (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
悪 - 副隊長が副体調になってるっすよ (2019年11月5日 20時) (レス) id: 43b391190f (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - リズさん» 大丈夫ですよ〜！ありがとうございます！！(*^^*) (2019年11月3日 10時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - すみません！一個前の質問を取り下げさせてくだい！小説をよく見ていませでした汗男性主ですね！これからも応援しています！更新頑張って下さい！ (2019年11月3日 3時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 更新お疲れ様です！モルト国王陛下のに一生ついていきたくなっちゃいました！こんなに素敵な作品に出会えてとっても嬉しいです！質問なのですがモルト国王陛下って男性ですか？これからも応援しています♪更新頑張って下さい(*′ω′)b (2019年11月3日 2時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2019年8月11日 22時
